Golden Ram Tour grind
まず先に、ツアーグラインドの二鉄が届きました。再びくそ暑い季節に宅配便屋さんもお仕事中で、着時間を指定なしから、時間指定に変えてみたら、ちゃんとその時間に届いた。いつもすいませんねぇ。んで、早々に梱包をほどき、状態を確認。残念なことにとても良好で、いつもの様にこうした年式のモデルを手にする楽しみがない。
Golden Ram Tour grind
つまりクロームの曇りをスチールウールで磨いてケミカルで仕上げ、グリップを石鹸で洗浄し刻印に色を挿す。これ全部必要なし。それはそれで悪くはないのですが、明るいうちに届いたのなら、自然光にかざしていろいろと観察をすることになる。

これはこのモデルに限ったことではないのですが、ホーゼルにネック調整のベンダー跡を発見。それはオリジナルからどのように調整したのかってぇのを読み取ってみようとしたのですが、これは今後の楽しみにとっておきます。ってか、わかりませんでした。
Golden Ram Tour grind
手にしていた3番からするといくらかアップライトになっているような気もします。シャフトはバンドを見間違えたネタの通り、銀地のダイナミックのバンドがあり、これを信頼するならセットものと同じダイナミックのS。フムフム、これもまた良好な結果じゃないですか。

事前に知らされていて、気になっていたのはセル浮きですが、これもいつもの通り、ヤカンでお湯を沸かして、熱湯でセルを温め、ちょいと指で動かしたらピュッと戻った。いくらか白く色が変わりますが、そこんところもネイルリムーバーのアセトンで拭き取り、即刻セットの仲間入り。
Golden Ram Tour grind
これで欠番補完と思いきや、コマイ事を楽しんで見るのですねぇ。こんだけの観察でほッほぉ~って思うのがホーゼルの刻印。二鉄にはフォージドUSAってぇのがないんですね。これはプロクラシックリミテッドでもそうなんですが、古い年式のものにはない。

以前も書き留めた記憶がありますが、今のアメリカ製品、といっても本当にアメリカ国内での生産品が世界に品質を誇るという印象は皆無となりましたが、一定の時代はアジア製品よりはクオリティーを誇った背景があったようです。日本ブランドの台頭も影響したのかもしれませんが、アメリカ製であることを誇る必要があったんでしょうね。関連なくマクレガーにも80年代初めにはここに刻印を入れるモデルが多数ありました。パッと目にはプレスによる刻印でホーゼルが歪んでいるように見えるものもあったのですが、そんなこたぁ機能に構ったこっちゃないらしい。
Golden Ram Tour grind
年式的に想像するなら85年前後のラムには刻印がなく、90年に近くなると入れられたような印象です。ジャンプロが国内で83年ですから、やっぱりアジアに対抗するべき背景があったのかもしれませんな。

コマイ事にこだわってみるものの、このバックデザイン系のラムモデルでは、同じモデルであることが重要。そこんところは年式違いでもモデルが同じなら同じと思ってよいのだろうか。ってか、気がつかないだけかもしれませんがね。これもコマイ事ですが、それを近視眼的に今後観察するのもこのブログの醍醐味です。

とりあえず置いといて、思うのですが、ラムの二鉄って、当時から腕達者に使われたキャラクターなんでしょうかねぇ。ネックの調整やら、TWカスタムのように穴まであけられて何とか使いこなそうとした痕跡のあるものばかり。
Golden Ram Tour grind
この趣味で二鉄だけをたぁくさん見ていると、当時のオーナーさんは手にされても使い倒すことを早々にあきらめ、押入れの端っこに寝ていたか、奥さまの布団たたきになっていたというものが多いのです。状態も良くグリップも純正で残っていることが多いのですが、ラムの二鉄は違うんだね。ま、わからんでもない。

マッスル系のスチ-ルシャフトユーザーには、カーボンアイアンなんて軟弱なものを使う者は少なかったし、クリークはあってもレスキューが出てくるのもまだ先のこと。タフなコースではセカンドにウッドか金物を使うなら二鉄が欠かせなかった環境もある。アマチュアはボギーオンを目標にしたもんだ。

ま、それもコマイ事ってぇ事で、ツアーグラインドの欠番補完、楽しみましょ。

cat baby