custom persimmon
こないだ持ち出したカーボンシャフトのパーシモンがなんだか尾を引いています。サンゴルフの小山さんがメディアに残したコメントに、オーダーで制作されたパーシモンってぇのは、誰にでもあうもんじゃないってぇ話。この趣味で「おぉっ」てな工房スペシャルを発見して手にしてみたところで、もしかしたら、なんじゃこりゃってぇのがあるってぇことなんだね。
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でも、幸いにしてというか、残念なことにというか、いまだにそんなモデルに出くわしたことがない。ンで、80年代のメディアに残るそんな資料をナイトキャップにしていたら、いろいろと面白いコメントが出てきた。曰く、工業製品として成熟したといえるゴルフクラブにあっては、新製品の画一化したモノに飽き足らなくなった者たちや、マスプロダクションでないがゆえに、個々の価格が高い製品に高級感を置き換えて、オーダーやカスタムというクラブが流行り出したとある。
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これを逆手に、いや上げ足を取るなら、その始まりは癖のある自分のスイングに合わせたという、背広のオーダーとはちょいと違うきっかけの様子。中でも、いくつかそろえた既製品の中から組み合わせで提供する、今でいうカスタムフィットのようなパーシモンもあったというし、しかし、いわゆる仮縫いの様に塗装前の状態で試打を繰り返し、ひと削りもしながら製品に仕上げたものもあったというのです。つまりは、カスタムなのか、オーダーなのか職人さんのスペシャルメイドといっても、ピンからキリまであったということだ。
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ただし、パーシモンも終焉を迎える時期の そうした製品は、機能というよりも、見た目の美しさとか高級感、ノスタルジーに寄り、本間が質の良い原木を独占する環境の中で、工房の特色を出したというのです。するってぇと、オーダー主にしかフィットしない機能といっても、数多の機能を誇り始めたカーボンシャフトによるところが大きくなり、ヘッドのフォルムで勝負する工房も少なくなったということ。つまり、ノコやヤスリで勝負はできない環境になったというわけだ。すでにアイデアも機能も出尽くしたパーシモン素材のヘッドでは、新しい芸当も期待できなかったわけですな。
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星野さんに伺うと、やはりターボテックのカーボンシャフトだし、そのシャフトに合わせたアレンジをしたというのです。今にそうしたモデルを手にしてみるとグレインに特別な美観を見せるものは少なく、確かにホンマが「いらねぇ」って手放した原木を使って美しいフォルムを削り出した様子。今でもブログ主が探し続けるテキサスラットラーのようなディープフェイスというのも、原木の流通がコッピングされた素材ばかりになったといいますから、分厚いフェイスのモデルはカスタムでも作ることができなかったといいます。
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であるからゆえに、これまたいつもの妄想になるわけですが、そのシャフトの性質がよくわかっているスチールであれば、ヘッドをなんとなく観察して見てみればキャラクターがわからないでもない。

いや、今ね、なんじゃこれってぇのがあるわけで、その一つは木工職人が作ったというパーシモン。もう一つは本来ならカスタムオーダー専門だったはずのメーカー製パーシモン。さらには、北米パーシモンを謡ったメーカー製パーシモンに、これも気になっているメーカーのボロボロパーシモン。これのどれかが三段インサートなら、とっくにブログのネタになっているのですが、あいにく真っ黒けばかり。それを手にして面白いかどうか、よくわかっていない。
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オーダーならどこかにオーダー主に合わせたアレンジがあるはずだろうし、シャフトが対象者を限定する。でもね、そんなこと考える前に、まだまだ気になるテキサスウッドもクリアで修正中だし、ジョーパウウェルだって使いこなすための習熟をしなきゃならん。

ま、小一時間のネタとしてね、カスタムモノがこんだけあっても、ほんとのカスタムってどれだろうって思ったところ。だって使いにくいものがないんだもん。

ママはどっちでもいいようです。

cat mom