ウダウダと踏ん切りがつかなかった60年のヘイグウルトラ、グリップ交換ですが、この時期に寝冷えをこじらせ、発熱をしてボーっと自宅で過ごした時間に切り裂いてみた。判断が有耶無耶だったかもしれませんが、今時の風邪はのどが痛くて、つばを飲み込むにも痛く、鼻水だらだらで、熱が一気にキューっと上がるんだそう。喉はそれほどでもないものの、鼻水はエコティッシュをひと箱一日に使いきる。鼻の下真っ赤で、微熱の感覚が体にあるものの、寝てもいられないのはジジイの落ち着きのなさか。
ま、カッターの手元には注意をして平日の昼間からやってみたのですが、キャンペーンのスカパーを見ながらやっていると、どの番組もドラマの再放送に、その間必ず30分枠の通販番組が入る。キャンペーン中は楽しませてもらいますが、契約は今まで通りでいいかな。
んで、ゴルフプライドのプロオンリーグリップは61年モデルを交換したときとほとんど同じだったのですが、番手によって状態がかなり違っておりました。これ、当時に変えられているのかもね。古いのと新しいの、劣化の進んでいないものはもしかして抜けたかもってぇくらい状態が良かった。でも、ひどいモノは端からめくってつまもうとしたらパリパリ分解する。引きちぎるごとにバラバラになり、粉々よりも始末が悪かった。ってぇのが今回の初モノってんじゃない。
とりあえずレザーの3番とデュアルウェッジを除いて引き剥がしてみたのですが、グリップエンドに詰め物がしてある。硬質ゴムの一定のもので、片側には金属製のプレートも入っている。いろいろ分解してきましたが、これは初めての代物です。今時に理解するならカウンターバランスと理解できるわけだ。1960年に既にそうした状態でメーカーアッセンブルされたものなのか。それとも、とても古いマクレガーであったのは、レザーグリップのエンドキャップをスクリュービスで止められていたことがある。その時は、このグリップエンドにヒッコリーが一定の長さで、まるでシャフト延長の様に挿されていたこともあった。真ん中には空気抜きの穴が開いた2センチ弱の硬質ゴム、いったい何をしたかったんだろうかと考えてみた。
グリップ交換が、もしかして80年代にされたとすれば、街工房の出だしたころですから、そんなアイデアを施した工房作業もあったのかと考えるのですが、別に手にした2鉄をばらしてみたら、こっちにも入っていた。これはオリジナルの状態ですな。
下に金属が入っているのは、シャフトの一定の高さに収まる様なアイデアと見た。ゴムはいくらか痩せても、金属のパーツがあることで、シャフトの細いところまで落ちることがない。穴を観察してみると、スクリュービスの後はないし、いずれにしろ、何かに必要なパーツだったんだろうね。重さを観察しようとしても5g単位の目盛しかないキッチンスケールじゃ計測不能。ま、5g以下ということですな。2鉄だけはこのパーツが固着していて、ゴリゴリ掘り出してみましたが、すべてを取り除いた後に、果たしてこれはとっちゃって良かったものだろうかと考える。後の祭りでしたけどね。
んで、大事な問題を解決しようと、確実に異物が音を立てていた番手から、それを取り除こうとしたのですが、何も出てこないのです。湿気や温度の関係かとバッドエンドをかなり強く床に叩きつけてみたのですが、シャフトの縁が曲がりそう。でも何も出てこないのです。まさか、この硬質ゴムが上下していたのかとも考えるのですが、チョイと無理がある。とりあえず後で何か探る方法を考えるかってぇところに、5番の登場。リシャフトは理解していましたが、シャフト延長の手が加えられています。昔の木質の部材の利用で、抜け防止のつぶしも入っている。その筋の方の作業でしょうね。
ってぇこたぁ、ってんで、ネタが広がるのです。次のネタへ続く。