小一時間にハタと思いついて、結局こうなりました。と言っても、ヘイグウルトラ、シャフト鳴りの60年じゃなくって、61年の方。オリジナルのグリップを確認しながら、これまでの通りにどうしよ、ってウダウダ考え込んでいたのですが、61年のプロオンリーのグリップにはヒビがたくさん入っていたわけ、60年の劣化状態はそこまでじゃないんだね。グリップの先端をめくってみれば、ポロッと欠けるのが61年で、60年はめくれて、また元に戻る。つまり、まだ柔軟性はあるわけです。
ってぇ事で、小一時間でやっちまうのは61年のグリップをはがしちゃう作業。劣化のひび割れに沿ってカッターを入れ、いつもの通り、ペンチでつまんでコンビーフの缶切みたいに巻きとって引っぺがしていくのですね。結果、スイングライトの劣化と全く同じように、表面からは硬化したゴムが粉状に剥がれ落ちる。足元には新聞を引き、スイングライトの経験から粉が飛び散らないように破片がグリップから剥離される時には、巻きとったグリップがゼンマイの様に巻き戻らないように注意する。んで、コンビニ袋の中でそれを開放すると、バラバラっと粉が飛散する。もちろん袋の中でね。
それでも、巻き取っているうちに膝の上は粉だらけだし、新聞紙からはみ出した破片も視界に入る。イヤァ、小一時間の作業としてはハードです。作業そのものはどうってぇ事ないのですが、後片付けがね、掃除機持ち出さにゃならなくなったねぇ。
巻き取ってみた破片の表面は毛羽立って劣化した部分が剥がれ落ちているわけですが、これを見てちょいと気がつくところあり。
ってぇのはね、いくらか劣化したスイングライトを手洗い石鹸で洗ったりするじゃないですか。するってぇと、汚れに見える真っ黒な泡が立ち、確かに流せば泥汚れのように流れる。
んで、その直後はいくらかグリップ感覚が戻るのですが、あれって、汚れを落としたんじゃなくて、劣化した表面のゴム部分をこそぎ落していたのですな。劣化したゴムが剥がれ落ちて、表面には微細な凸凹ができて、いくらかグリップするようになったというわけだ。まぁ、それでも使えるという感覚なもんで、それでもよいのですがね、手汗を重ねるとかえって汚れを寄せ付けやすくなる。中には使われ方か、それとも保管の仕方か、ツルツルになったスイングライトってぇのも良く手にします。これも手洗い石鹸で復活することもあるのですが、劣化した表面が落ちきっているとそうもいかない。
貧乏臭い話ですが、そんな理由もあったと理解したわけです。ついでに、経験を重ねると下巻きの両面テープの処理も結構手慣れてきたもんだ。カッターで切り裂く時にシャフトまで当ててしまうとテープをはがす時に切れ切れになって面倒なわけね。それを美味しいところギリギリにして、グリップそのものは引きちぎるわけ。するってぇとテープも繋がったまま剥がせるというわけだ。前はね、指の腹とかに水ぶくれを作ったりしてかなり憂鬱な作業でもあったわけだ。
ってぇことで言うと、8本全部剥がしてみると、まるでスコアの良いラウンドのように、あれま、もう18番かってぇ感覚なわけです。とっくに小一時間を経過しているのですが、んじゃやるかぁって腰を上げた意気込みには物足りない状況になっちったんだね。
新たに挿してみるグリップは、ってぇいろいろ考えて、赤い螺旋のラムキンには目もくれず、登場したのはモダングリップのプラチナ何とか。8本ものとして引っ張り出したのは他にもありますが、そっちは絶対に剥がさないレザーグリップと混ぜ合わせることになりそうなわけだ。ま、バイマクレガーのVIPや、ダイワのTN-201に挿した実績があるわけで、ブログ主的には当初違和感もあったのですが、使い倒しを目論めば、全く問題ないはず。ちなみにプロオンリーと重さの差もほとんどなくて、簡易バランス計では似たようバランスを見せた。
ま、これでいっちょ上り。次の時間の隙間にはレンジで試してみる事になりますな。楽しみィ。
お疲れママニャン、暑さにぐったりです。
