いやね、お天気の良い休日に家事をこなしながら、洗濯機を回し始め、午後にはレンジで出ようかなと考えた。んで、この待ち時間に、このブログ主的にはおさえて置かなければならない定点データをとっちゃおうかと始めてみたんです。そしたらね、午前中の光は、フォルムを明確にしないし、ピントも来ない。加えて、色を挿したり、磨いてみたりしていた白熱灯の下での作業の粗を露呈するのです。
こそぎ落した色が残っていたり、まだ錆が残っていたり、いやぁ時間がかかった。とっくに洗濯も終わり、洗濯槽に残したワイシャツがシワシワになっちゃった。乾かないうちにパンパン叩いて広げて置けばアイロンなしでもいけるんですけどねぇ。ってぇ話は置いときますか。
んで、ヘーゲンの年式問題、これは改めてネタにしておかないとブログ主自身がまだ迷っちゃうところ。このモデルは横文字資料では1961年モデル。ヘイグウルトラの下にある刻印のデザインをチェックマークと呼んでいるようです。白熱灯の下での色挿しは、赤を多用したのですが、自然光の下だとちょいと赤が多すぎる。オリジナルを検索してみたら、ヘイグウルトラの文字は黒だったみたいだし、WHの紋章は枠取りが黒。これはまた小一時間ネタとして改めますか。
んなことじゃなくても、この61年モデルはいわゆるダイナパワーのコンセプト。これはウォルターヘーゲンの場合はウルトラパワードと命名され、それがヘイグウルトラの語源なわけですよね。同じ論理で言うなら、ウィルソンのスタッフは、ダイナパワーってんじゃなくって、スタッフダイナと命名されてたってぇ事だ。なんだかどっかの2トントラックみたいな名前ですが、こうしたニックネーム的なものってぇのはメーカーが呼び始めるよりも、ユーザーが名づけることが多い。時にメディアだったりしますけどね、
ヘーゲンの場合も、ヘイグウルトラというより、多くの先達も、聞き覚えのネーミングとしてザ・ヘイグという印象が強いようです。それだけ、一時期にネームの知れ渡ったトピックがあったのかもしれないし、実体験をされた方が多いのかもしれない。
んで、ヘーゲンのこの時代のモデルは、日本では稀なものとされていた様ですが、今時に資料で確認するならウィルソン傘下のスタッフとほぼ最後の兄弟モデル。いやダイナパワーとの兄弟モデルというべきですかね。この後に独自の方向へ進むのですが、ヒールからトウにかけて扇型に配されたウェイトがその特徴で、50年代の水平バーから、よりトウが返りやすい設計なったといわれています。ま、それも、今のブログ主的な見解からすれば、あくまで演出であって、ブレードのサイズやネックのデザインが変わってきたことで進化しているようです。
59年モデルから大きくなったブレードは、主にトウが高くなり、バックデザインの演出をサポートしている。しかし、トウの返りすぎを修正したかのようにトウ側の角を大きく削っているのです。新しくはクレインのグラハムモデルにもあった処理で、アドレスして見れば、フェイスが被って見えない様な工夫でもあるのかな。こんなことは正常進化であって、過去にも見られたアイデア。でも、特徴的に見えるのは世代を継いで進化したってぇ事かなぁ。
前のモデルを進化させるというアイデアであって、新たに設計されたデザインじゃない。こうした進化を遂げる工業製品というのは、常に新しいものが良くできたモデルであって、古いモデルの短所を補うもの。現代にこうした進化を遂げるものは、大量生産ゆえのコストダウンに主眼が置かれ、新しいものよりも、初期のモデルの方が質感も手間もかかっていることがある。ま、モノの見方、使い手がどこに魅力を感じるか。ブログ主の場合は…、長くなるので置いといて、このモデルは後に新世代のプロフィットにリシャフトされていて、シャフトの進化はどっちだってぇ話もありますが、今に使い倒すにはなかなか楽しい状態。本当はミラー仕上げのはずのクロームはやっぱり柔らかくって、ミラーじゃなくなっている。
そんなところも質感を示しているんだ、って思うのがこのブログ主であります。
ニャンコの世界では、親娘でも赤ちゃんが生まれるとくっついてはいられない様子。遠くから見守るおねーちゃんです。