powerbilt persimmon

ボートの次はゴルフだってな話題を聞いた。オリンピックの会場ね。当初、霞が関と聞いて、あれが東京か、って思った。でも、霞が関を、伝統とか歴史ってことで言うと、まぁ、そうかなとも思う。ただ、臨海周辺にコンパクトというコンセプトや、ボートの会場話を聞いていると、若洲だよなぁとも思う。以前女子トーナメントを開催した時は、練習場がなかった時で、急きょ鳥籠レンジを仮設していた。今ではウナギの寝床のようなレンジがある。
golf course
開場当初は、埋め立てに使われたゴミが地中で発酵し、発生したガスを抜くパイプがあちこちにニョキニョキ生えていた。当然全面禁煙。山歩きで見る裸火厳禁って言う赤いホーローの看板が随所に立っていた。近所に引っ越した知り合いから、朝キャンセル待ちで受け付け待機していると、ほぼ間違いなくラウンドできるという情報を得て、出勤の起床時間よりも前に電話をいただき、ラウンド行きませんかってなスタイルで出かけたこともあった。今では当然の、玄関先ではセルフでバックを降ろすスタイルはここから始まったんじゃないかな。駐車券を取るゲート式の駐車場が、左ハンドルの発券機がなかったのが不便だったけど、プロの試合を観戦するという意味では、若洲にギャラリーの入場が見込めるし、お金をかけて整備するなら、朝のキャンセル待ちが今でもできるかどうかわからんけど、パブリックの若洲にお金をかけてほしい。
golf course
それじゃなくても、例えば、佐原なんかは、スタジアムゴルフのスタイルが残っていて、イン・アウトの上がりホールが共に見渡せる立派な観客席が常設で残るし、エアコン付きのVIPルームもある。そんなところは他にもあるような気もするけど、東京都がやるなら、若洲なら誰もが納得するんじゃないかと思うなぁ。世界へ発信する日本のゴルフというスタイルには足らないというのは、クールジャパンのブランド政策なのかなぁ。

ってぇこって、ブランド話。ヒラリッチ&ブラッズビィっていうよりも、パワービルトなのは全く一般的な理解。自身の周囲ではパワービルトというよりも国際興業。
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新社会人の頃、たまたま国際興業からの転職組がいて、かなり上の上司。今だから言えるものの、管理職と管理される立場の違いに、あまり良い印象がなかった。一緒に何度もラウンドしたのですが、そのスタイルは数打って工夫した個性的なスタイル。ベスグロの腕前は、決してスタイリッシュではなかった。

国際興業の新卒研修は、当時ですでに20年前の話、今からは50年前の話なわけですが、地方のゴルフ練習場で、受付から管理に営業終了後のボール集め。毎日ボール集めの前に、好きなだけ打っていたとか、地方ゆえに遊び場もなく、時間があればレンジで数を打っていたとのこと。ウェッジはコンクリーの上で素振りして、自分のソールに削るんだとか、クラブのソールを見て、他人様の腕前を言い当てる。そりゃね、うまくもなるってもんだ。
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パワービルトが欲しいならいつでも言ってくれりゃ安くするよ、なぁんて言われたところで、社内のだれも頼むことなく、新橋や虎ノ門のスポーツロードへみんなで行ったもん。

ってな背景で、当時はパワービルトのブランドを手にしたことも、することもないかと思っていたのです。ついでにね、当時有明の大きなレンジへ行った帰りには、決まって京橋のディスカウントショップに立ち寄ったもの。そこでは並行物のマクレガーのプレーヤーオブセンチュリーとかクリーブランドの黒めっきのTA1がニッキュッパ。少し待てばイチキュッパになったものの、手を出さなかったねぇ。各種ブランドの復刻モデルにアメリカ仕様の最新モデルがならんでいたんですね。そうそう、M85のアメリカンレプリカもここで買ったもの。
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でね、時代的にはパーシモンの終焉期、フェイドアウトのフェーズで筒にまとめて挿されているパーシモンは、ホンマのエクストラ90とパワービルトだったわけ。キャラウェイのS2H2にメンフィス10が挿してあった並行物もここで買ったんですが、その隣に、一度筒から抜いたら戻せない程ギチギチに展示されているパーシモンは、当時、手を出すものじゃなかった。

でもね、これだけ時間がたちゃぁもう時効だし、これはカトプロから頂いたもの。やけに明るいピンクのインサートも記憶に鮮明だし、特徴的なソールもホンマエクストラの赤銅色のソールと共に金融処分品的な印象があった。手にしたからにはこれを払拭するべき過去とする必要があったねぇ。インサートの違うアメリカンパワービルトには、そんなアレルギーにも似た反応は出ないねぇ。

ってぇことで、フェアウェイウッドの興味もあったわけで、レンジへ持ち出したわけ。まぁ~長い長い前置きのウダウダだったね。ドライバーのトウ側にはいくらかテンプラ傷があって、フェイスもかなり荒れた状態。までも、インサートは綺麗な状態なんで、振り回すにはこのままでもいいでしょう。
powerbilt persimmon
処分的な流通も一つの理由ですが、多くの流通があったということは、多くの人に愛用されたということでもある。モノの本にも日本人が好きなブランドと認識されているわけで、日本で使うには国際興業のかかわった国内企画のパワービルトは、きっと使いやすく出来ていたわけでしょ。手にしたからには、それを確かめなくちゃ。

バックウェイトの元祖とされるパワービルトは果たしてレンジではどんなもんだったのでしょうか。

ン~、微妙。飛ぶとか、操作しやすいとか、そんな尖った性能は皆無です。と言って、曖昧に振っても扱いやすいというものでもない。ドライバーは至極普通のパーシモンなんだなぁ。でも、フェアウェイウッドはちゃんとしています。
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と言っても、この日の調子では手応えがいくらか硬く感じるものの、飛距離はちゃんと棲み分けられている。スプーン、バッフィー、クリークと揃っていますから、ソフトなボールを選んでラウンドするなら機能以上に感性も満足させてくれるかもしれない。レンジじゃわからなかったねぇ。

でもね、普通にちゃんとした機能を持った道具ってぇのは、それ以上の感性を満足させるために、何かを工夫しなくちゃつまらないかなぁって言っちゃう偏屈ブログなのであります。
cat in garden
こんなモデルは、霞が関には合いそうだけど、若洲には合わない…こたぁないか。ゴルフはゴルフ、新旧には大きな違いもない。ってぇこたぁ若洲でもいいじゃん。