近代ゴルフにパーシモンウッドは、全く相いれないコンセプトであるのは十分に承知しております。スチールシャフトはカーボンと違って何一つ助けてくれない、重くて小さくて短いウッドなわけで、飛距離も今時のスプーン程度に飛べばいい方。ロフトに硬さ、長さは似たようなもんだしね。
それなりに自覚して、メンバーコースでは初見の同伴競技者とラウンドすることになれば、多くの場合、封印しちゃってます。
道具には一切興味がない若者コンペとか、一人予約で距離の短いコースとかに引っ張り出すものの、400を超えるパー4でもあれば、セカンドがウッドになることも多々あり、調子がよろしければロングアイアンを楽しめるしぃ、二鉄の出番もある。あとは、数が減りましたが、旧知の仲間とのお遊びラウンドならパーシモン。他には最近ならカトプロのラウンドレッスンでしたかねぇ。
去年まではパーシモンマスターズというイベントもあったのですが、ネットにページが残るのみで、去年のイベントの更新以来、一年以上活動の様子がうかがえない。自然消滅でしょうかねぇ。変わり者の集まりゆえ、イベントの運営は大変だったでしょう。
古くからパーシモンについて語っておられる先達のブログも、最近は内容が変わっちゃっていることも多い様子ですし、ラウンドには使わないと明言されるブログもある。趣味を楽しむ皆さんの事情も様々。
進歩も退歩もなく、同じことをグルグル回っているのはこのブログくらいになったようです。最終パーシモンが量販店からフェィドアウトして、20年以上が経過しました。同伴競技者のご年配の皆さんでさえ、パーシモンでゴルフをしたことがない皆さんが増えたし、最近手にするパーシモンの状態も、そのままレンジへ行ってマン振りできるってぇのも減ってきた。
ま、そこんところはこの偏屈の興味によるところ大ですが、それでも、流通には骨董的な価値を売り物に、ディスプレイにいかがですかってぇのも増えてきたね。
ボールにしても、糸巻きボールなんかはすでに賞味期限切れ、消費期限も完全に切れています。ツーピース登場以前のパーシモンなら、糸巻きを使うと分かりやすい違いがあるのですが、それを大型チタンで振りまわしても、似たような感覚になるんですよねぇ。もちろん飛ばないですよ。
自身の興味の真ん中は、ツーピース時代の気を使わないですむパーシモンなわけで、その当時のツーピースは、今と比較にならないほど硬いもの。先達の話にもありますが、パーシモンを打っていて、ツーピースボールが原因で、インサートが割れたということは全くないといわれます。こないだのカトプロのレッスンも、レッスンボールとしてロストボールの聞いたことないメーカーのボールを打ちまくりましたが、50年前のパーシモンでラウンド分振り回したところで何も起きなかった。
ユーミーさんには、ヘッドのゆるみ修理でいじっていただいた63年のMT2Wは、抜き挿し直しをしていただいたのですが、パーシモンの作業は久し振りだったとコメント頂きました。ちょいと前なら、趣味人の皆さんが、ご自身でヘッドを抜いて、挿し直されたりするブログを拝見しましたが、プロ工房が書き留めたそんな情報も含め、検索して引っかかるのは既に10年単位で昔のお話。道具としてのパーシモンは今や限界に達したのか、はたまた、それを振りまわして楽しもうとする人間にも、体力、または気力の限界がきたのか、単純にそれどころじゃないとか、飽きちゃったってぇのもありそうだ。
今や、そんな時期に至ったということでしょうかねぇ。であるなら、素晴らしいモデルが提供に登場したなら、お手頃になってくれればよいのですが、骨董的芸術品と認識されていることも多い。
そりゃぁね、当時にそれだけの対価を準備して手にされた方ご自身が、現代に譲渡しようとするならそれも仕方なしですが、ブログの検索ワードにも多々登場する、買い取りとか、価値なんてぇ検索は、そんな方によるものではなさそう。
まだまだ、浮上してこない珠玉の逸品はたくさんあるはずで、片や趣味の方が減ったと嘆きながらも、そんなものが出て来たら競合にならないといいなぁとのたまう矛盾もある。
ウッドブロスのテキサスウッド、ジョーフィリップスのテキサスラットラー、ディーンオオタのオリジナルとか、都合よく手頃に出てくるといいなぁと、独り言を書き留めながら、同窓会の出席者が、年々減っていくような感覚です。
そーいやぁ、auのアナログ、モトローラの二つ折りが気に入って、もうご勘弁をと言われる最後まで使い続けていた人です。



