持ち物を整えるというのは、例えばお出かけスタイルのすべてを同じブランドでそろえる趣向もある。それは個人の主張に見えて、実はブランドの提案をそのまま受け入れているライブマネキン。ブランドを理解しているのなら、その提案通りに楽しんだって、なにも悪いこたぁない。でも、機能を厳選して自らが選んだものを使い倒すのであれば、ニクラウスのウッドにアイアンはマクレガーでも、ウェッジはウィルソンで、パターはジョージロウってぇのもある。
提供されたものをそのまま受け入れるってぇのは、現代プロの契約スタイルに通じるかもしれない。それはゴルフでお金をもらう立場からのスタイルであって、ブランドで言うなら、セレブリティーマーケティングという広告手法。著名人がそれを愛用していることを、パパラッチに撮られる写真も含め、あらゆる場面で世間に告知することで、製品の無料提供を受ける立場にも似る。
ってな面倒な契約社会とブランドの話なわけじゃなく、マクレガー好きが63-64年のM2TWを手にしたかったのは、単純にこのひまわりマークをたくさん咲かせたかったからだね。
ウィングMTのマークは、M85のレプリカウッドに、50年のオリジナルM85アイアン、同じM85のダブルサービスやダブルトラブルを揃えて、M4パターまで手を出してみた。これで、クラブのすべてにウィングMTマークの入ったセットを完成させてみたのですが、今回のひまわりマークは二匹目のドジョウ。ウッドを手にしたことで、そんな景色を楽しんでみた。
ラウンドするのにお金を払うスタンスからすると、機能を求めたわけじゃなく、契約に制限されることもなく気分的な満足度の充足。まぁ、こうして並べてみるとね、アイアンにある刻印の左右にある三角、これがウッドにはどうして展開されなかったのか不思議。クラウンのマークは伝統的にバックスイングの方向を示す右下がりといわれていたのに、楕円のマークじゃわかりにくい。
先に手にしていたアイアンのマークには、自身でそれらしい色を挿してみたのですが、ウッドの色がオリジナルと思われ、イメージは似ていたものの文字と外周の色が反対でしたね。
シャフトはプロペルアクションの2で同じ。レジ番号が似ているなんてありえないだろうと確認してみるのですが、この時代は初めの数字がバランスを示し、最後のアルファベットが出荷時のグリップを指すとあった。
アイアンは2で、ウッドは0。60年代の計測基準ですから、12インチ支点計測で、今基準よりも重い数字。結局レジ番は近くもなんともなかったのですが、でも、セットとしてバランスは大きくギャップのあるもんじゃない。
アイアンのグリップは手にした時点で交換されていましたが、それも限界で、新たにラムキンのパーマラップクラシックに交換しました。見た目も似たようなイメージですが、なんつったって、その細さがそっくり。太さがそっくりというのが普通ですが、細目であることは、オリジナルのレザーと持ち替えてもほとんど違和感なし。
順調にフルセットとしてのスペックが確認できるのですなぁ。なんとまぁ、自己満足であることぉ。
このブログでも数年前には金物だけをそろえるというのではなく、当時のウッドまでも揃えたフルセットとしてこそ、金物も楽しめるなどと残しておりました。いまだにほとんどのケースで同様なんですが、パーシモンを揃えてみようとするとドライバーはあるのですが、フェアウェイウッドまで揃うのは稀なもの。
ミズノのMS-1のアイアンを手にして、グランドモナークのドライバーを見かけ、スプーンとバッフィーを別に探して、クリークは別に発見。
そうそう、M85のドライバーは復刻を新品から持っていても、バッフィーも別に探したし、スプーンはいまだに検索中、クリークはM55のアルミインサートを使っています。
まぁね、程度の差こそあれ、同じモデルのドライバーからクリークを含んだ4本であろうが、スプーンからクリークまでの3本だろうが、4本だろうがセットが同時に手にできることは、大変幸運なことなんです。
80年代後半から90年代の最後のパーシモン時代には、ウッドをすべて同時に新調することも少なく、もともとセットで持っていることも少なくなった。でも、70年代頃まではセットで持つのが一般的。といっても現代では使用に耐える状態が維持されているかどうかは怪しい。現代にウッド4本のこの画を見れたことは、やっぱり幸運なわけで、いろいろとメンテナンスは必要ですが、ラウンドに持って出られるというのもさらに幸運なことなんですな。
えっとぉ、このマーク刻印のあるパターってあるのかなぁ。ちょいと調べてみまぁす。
