携帯の広告で無邪気に灰をまく花さか爺さん、既に童話の主役達はオリジナルの教訓など持ちえないまでに堕落した。ここ掘れワンワンのかわいい飼い犬を殺され、涙にくれて火葬した愛犬の灰をあれほどまでに楽し気にまくのだろうか。ハイジのお爺さんに加えて、受けりゃよいという広告代理店のスタンスに、不快を通り越した感情を抱き、やはり無邪気に出演のいきさつを語る分別あるはずの俳優にも、インチキ経営コンサルのコメンテーターと同じレベルの薄っぺらさを感じた。時期が来ると、そんな広告にも賞なんぞを授与する業界の何と軽薄なことか。多かれ少なかれ、テレビ画面から流れるものはみんな同じ穴の狢だぁね。
そう認識して視聴するべきテレビを眺めているリビングのコーヒーテーブルの端っこには、そうめんの箱と鋼鉄の定規のようなアングルが置いてありまぁす。
定規のようなアングルは簡易バランス計で、そうめんの箱はロフトの認識用。冬そうめんのネタで書き留めてきたとおり、ロフトの実数は計測することができませんが、番手間のロフトのギャップはわかるはず。
ってんで、レンジへ持ち出す前に、カーボンシャフトのSX-25の二鉄を、スチールシャフトの3番と比較してみました。そしたら、ちゃぁんと二鉄のロフトの方が立っていることがわかります。当たり前っちゃ、当たり前のことなんですが、こんな時代の年式違いとか、シャフトの違いで、セッティングロフトが違うことって結構あることだし、それなりの所有者の元にあって、調整を受けていることもままある。
ロングアイアンがいじられることは少ないのですが、ストレートをグース気味にして、つまりはロフトが立っている場合も結構あるんですな。そんなケースは、ネックにベンダーの跡が残っているし、そのシルエットがリーディングエッジの方向を重視した結果、ちょいとおかしくなっていることもしばしば。以前のオオサワクラシックの2000みたいなもんですな。ありゃひどかった。
当時のメディアの記事に見かけたのですが、アイアンでもシャフトがスチール中心から、カーボンに移り始めたころ、スチール用のアイアンをカーボンに挿すには、重量調整が必要だったとのこと。
ここんところは、ホーゼルのシャフト穴の違いくらいしか理解していませんが、軽いんだか重いんだか、メーカー純正のカーボン仕様は、ヘッドの重さの設定が違ったらしいです。バランスを前提にすりゃ、グリップにはカーボン専用はないわけで、確かに何らかの専用調整が必要なんでしょうな。
GP-7はカーボンでしたが、ダイヤモンドライフルにした時には、なんか調整してもらってます。でもね、事前のバランスに合わせたわけじゃなくて、自身のスタイルのバランスにしてもらってますから、それがカーボン専用ヘッドの違いとの理解はできてません。
それに、ホンマのスペックの説明にあるのですが、当時のホンマのカーボンシャフトの場合、スチールよりも明確に先調子。ゆえに、ロフトはスチール仕様よりも立ててあったということ。当時のホンマが純正でチョイスしたカーボンの特性が、そんな一定のキャラクターだったんですね。
今時とは違うもんでしょうが、ってぇことで、ヤマハのバイオフレックスってぇのがどんなキャラクターだか不明でありながらも、スチールの3番とは一般的な番手ギャップとしては、やや大きめなロフトのギャップも見せているんです。あくまでそうめんの箱でね。
加えてバランスの違い。本音の話、乗せるまで気にしていなかったのですが、簡易計測で、スチールシャフトの3番がC8.5だった。もっと重いと思っていたのですけどねぇ…。さらに今度の二鉄は、簡易計測によるとC2.5なんですよぉ。こりゃ、振りまわす前に知るべき数字じゃなかったなぁ。
ヘッドだけで手にしてみたヘーゲンの70年とか、74年とかが、中古のスチールで組んでみるとそんなバランスになって、どーもおかしい、ってんで超軽量グリップに挿し変えた経験があります。軽いバランスの長い番手って、セットものがDバランスだと確実に打ち方が変わる。手打ちにならないように、でも一生懸命にヘッドを返す意識が必要になるんだなぁ。
ラウンドではそれがいい時もあるのですが、金物を調子よく振り回していて、よぉ~しぃ、ここわぁ二鉄でぇっ、って時には、右手を使いすぎて左へチョロするのが常。やっぱり同じバランスがいい。綺麗なフォルムを崩す鉛を張るのは絶対嫌だし、超軽量グリップを入れると総重量も軽くなる。ロフトだけ把握しといて、バランスや重さを知らない方が良かったてなことになるんです。
知らないと気にならないってぇこたぁ、スペック関係ないってぇことにもなるのですけどねぇ。
重さについては家庭用の料理秤が、キッチンの棚にしまってあるわけで、リビングの机には転がっていません。だもんで、知ろうとすればひと手間があうわけで、そこんところは意識的に避けておきます。でもレンジへ行ってね、一般的なバランス計に乗せてみれば、バランスだけじゃなくて、総重量も測れるよねぇ。
やっぱり、振り回してみてから数字って順番が正解だったんじゃないかと思うのです。
