Tom Watson Persimmon

今週末だというのに、いまだにモデルの決まらないパーシモン。今日もそんな話です。スタンダードを、標準と認識するか、はたまたデフォルトと認識するか。あるいは教科書通りの常識と考えるのか。詰まらん問答ではありますが、ここでスタンダードでしょ、ってタイトルを掲げながら、まさしくそんな事を思ってしまった。つまりは、ダンロップのトムワトソン、ツアーブレードのウッドを、このころのスタンダードでしょって言ってみたかったのです。

標準という意味では、通勤電車でたくさん見かける、今時なら朝帰りのようなノーネクタイサラリーマン。その時間の乗客としては標準的な人種といえます。デフォルトという意味では、そんな電車の中に、利用者の統計から年齢性別、職業なんかを想定して、広告代理店が計算するある時間の乗客のいる規定の景色。そこからプロモーションが始まる起点ともいえますかな。
Tom Watson Persimmon
教科書どおりの常識とすれば、親方日の丸かどうかはこの際置いといて、古くから経験則や社会システムで書き記されてきた文献どおりのこと。この時間の乗客はこうです、と断定される景色。どれも似たようでちょっと違うけど、プレゼンテーションなら、みんなスタンダードと読み替える。ま、言葉遊びが過ぎますな。

然るに、このワトソン君をスタンダードと表現した場合には、どれに当てはまるか、ってな事を温度計では涼しくなっても、電車の中で汗をフキフキ考えてみたのです。で、結論は、ど~でもいいで~すよぉ、って女性芸人さんはもう引退しましたな。

年代は定かではありませんが、TWのイニシャルを囲ったロゴから見ると70年代後半とも思えるものです。ダンロップではワトソンモデルを長い事リリースしていた様子で、80年代後半にもあるのですが、ロゴなんかは全然違う。アイアンに限って言えば、いくらかモディファイされているものの、基本のデザインはそんなに変わっていないんです。
Tom Watson Persimmon
でもね、トム・ワトソンについちゃ、そのスタイルはドンドン変わっていたわけだし、でも、それは道具でカバーしたわけでもないってぇことでしょうかね。後にラムにも変わるし、アダムスなわけで、スタンダードはその時ごとに変わったわけですょ。

で、言ってみたいのは、このワトソンモデル、きっとこの時代のスタンダードだったってぇこと。ま、時代もわからんのによく言うわ。ただね、いろいろと見回して、ちょいとおしりが尾を引くようなイメージ、でもサイズに突出する部分もなく、シルエットも主張が弱いかな。DP-10のような、ひっぱたく仕様でもない。メイドインジャパンを主張する、オリジナルシャフトの装着に日本のユーザーに向けた、扱い易いモデルといった印象を受けるのです。
Tom Watson Persimmon
一時期、日本のメーカーがこぞって考えた結果、ゴルフ用品は、上級者、中級者、初心者といった括りで企画が分けられました。中級者というのは、誰もがその範疇に入りそうな曖昧な括りで、上級者か初心者かはすぐに判断できる。翻って、ほとんどが中級者だったわけです。そこに合わせて物を作れば、汎用の一仕様で、製品を準備すれば最大の理解を得ることができる。上級者や初心者はそれなりの弾けたものを選べばよろしかった。

すなわち数的優位にあるもの、それがその時代の標準ってぇことになりゃせんかと思うのです。であるからして、扱うにやさしい、簡単なものという標準ではないし、始めの一歩という標準でもない。広く使われる可能性のあるものとしての標準。このイメージがこのワトソンモデルなわけですな。なぁんか、言葉遊びが続いている。
Tom Watson Persimmon
初心者には絶壁に見えるし、上級者には頼りないシャフト。サンデーゴルファーのカジュアルな味方という標準モデルのワトソン君じゃないかと思えるのです。そんな意味では、今の自身にはぴったりのはず。

デモね、人って、遊びならでは、背伸びしたかったり、無理なものに挑戦したくなったりするでしょ。ま、これもフェアウェイウッドはバッフィーしかないので、その気になればローラで行くしかないのですが、ツアーブレードのアイアンも楽しみだし、二鉄にはDP-101が控えてる。お天気が厳しくなりそうなら、アリかな。

モォ~どうしょ。そろそろ数的優位になる世代でもあるんで、お天気と体調、自身の判断は標準的なものとなることでしょう。ってか。