MTN3 2 iron

夜風が心地良い、ってか昼間汗かいたところにこの季節並みの気温のはずが、寒い。6月にはいったとはいえ、この黄昏時はまだまだ夏じゃぁないな。ホンと、体温調整にこまめに気を遣わないと、週末寝込むようなことになえりゃせんかと心配。熱い風呂のあとも、夜風が心地良いと、湯冷めってぇのもあるしなぁ。腹巻しとこ。

って事で、MTN3のオリジナルモデルとプロモデル、プロモデルが扱い難かったのはライ角があっていないせいだと思い込んだ自身にとって、まずは現状の確認が必要なわけです。で、先日ヴァモノスさんへお邪魔してみました。山小屋のようなログハウス工房には先客があり、ちゃんとしたご商売が成り立っている様子。いつもコマイ物ばかりを持ち込む自身には、お願い事も恐縮するばかりです。とは言いながら、持ち込んでしまったわけで、早速二鉄の計測です。
MTN3 2 iron
一般的な定石を計測。長さは両方とも39インチ。重さ、プロモデル408g、オリジナル415g。振動数はプロモデル320、オリジナル328。バランス、プロモデルD1.5、オリジナルD1

そして無骨な計測器で測るのがライ角にロフトなのであります。オリジナルのロフトは18度、ライ角は59度。そしてハイライトのプロモデルのロフトは18度、ライ角56度なのでありました。しかるべくして、プロモデルは自身にとってはフラットでありました。これじゃぁ自身にとっては当たりにくい。特に2本並べていたら違っていて当然だったんですな。相変わらず金物の基本にはライ角があることを認識するのであります。
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ンで、躊躇なく59度への調整をお願いいたしました。時たま頑張る右手や、我慢の利かない左腰を考慮して、本来なら60度まで立てて、つかまり良くとも思うのですが、振り回したいわけで、ちょいフラットのまま。

こんな話の中で、ヴァモノスさんからちょいと恐い話が披露されます。素材にもよるのですしょうが、依頼されたライ角の調整で5度を超える依頼があったとのこと。お客さんを前に、それはやりすぎと言うアドバイスをも聞き入れられることなく、実際に作業をされたんだそうです。そしたらペキッと。ホーゼルが折れる感覚を再認識されたと言うこと。ライ角の調整をするなら4度まで。一般的には3度までと言われていますが、いろんな事情もあるでしょう。ロフトも含めて、今時の軟鉄プロダクトなら3度までが調整の範囲と言うことです。するてぇてプロモデルの調整範囲を59度に収めたのは、まぁまぁ満更でもなかった事になりますな。
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ロフトの調整でもお話を頂きましたが、1度の調整では違いはたいしたもんじゃなく、もしかしたらわからない。でも、2度の調整を施したなら、明確に違いがわかるというものでした。なるほどねぇ、工房さんもプロとしてお仕事されているわけですから、できないことはできないと言わないといけないし、でも、依頼するアマチュアからすれば、見た目でできそうなら無理を言ってみることもある。工房作業というのが、職人仕事である由縁ですかね。自身のドライバーもそんなお仕事の一つ。昨今の状況では335gD5なんて代物は、工房作業ではほとんど出てこない作品らしいのです。

ま、それはそれとして、自身の楽しみ方がやっぱり特殊と理解をするべきなんでしょうね。今回計測した、プロモデルのライ角が56度と言うのは、身の回りではあまりお目にかかることじゃない。ダンロップのDPモデルが一時期工場出荷状態で意図的にフラットにしていると言うコメントを見かけました。
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時期的にプロモデルと一緒なんで、もしかしたらプロ、または腕達者のアマチュアが使うものとしてそんなスペックにされたのかもしれませんが、とりあえず、自身には打てなかった。ま、それが単純な事実でスな。

一般的な腕達者の皆さんには39インチの長さの番手は56度くらいがいいのかもしれません。といって、重要なことは調整して、じゃぁどうなんだってぇ事。今度は捕まりすぎぃ~、なぁんて事になるんじゃないですかね。ンナこたぁないと思いますが、元に戻って、MTN3のオリジナルセットには、もちろん同じモデルのの二鉄がベストマッチナわけで、このプロモデルの二鉄はしばらく汎用の二鉄ということになります。

どぉれにあわせよっかナァ~。

ん、プロモデルって、結構提供があるんですねぇ…。