昼にパスタをすすりながら、昨夜あけたマルゴーを一杯、いや二杯か。ン~、やっといい感じに開き始めておる。お日様を背負ったニャンコが、ほろ酔いおじさんに呆れた目線を向けてます。
いい気分で、茶色のセルをいじりながら、このモデルがたくさん掲出されているのを思い出し、色の日焼け具合とか、何か情報はないものか、見ていたんです。そしたら、ほかに掲出されているモデルの中に、全く同じレジ番号のものがあった。いい気分が一瞬で覚醒しちゃう。
基本的に、このレジ番って固有のものだと思っていたんで、手にしたモデルに関して1つの番号が振り当てられていると思っていたもの。R55の時も、同じようにオークションで見つけた他の出品物が、同じレジ版というのを発見して、なァ~んだになっていた事もありました。
ただし、今回手にしたモデルはそれじゃ済まないモデルなんで、色々と調べてみたんです。もともと、マクレガーのレジ番というのはそのセットのリプレイス番手をオーダーする時に必要な認識コードと、カタログにはあるようです。なくしてしまうとか、何らかの理由で、欠番したオリジナル番手をオーダーする時や、次のセットをオーダーする時にも参考になるとされていますね。この番号を知らせるだけでその欠番モデルはオーダーできるし、そのセットが気に入っていたなら、次のセットにも同じようなスペックのものを探し出すことが容易とある。ヘッドに刻まれたモデルのタイプと、レジ番を知らせることで、スイングバランス、製造年式、グリップの種類がそのデーターだけで認識できるという解説です。マクレガーのモデルタイプには、シャフトの硬度も含まれていますからね。
横文字なんで、勝手に理解していたのですが、マクレガーのレジ番は、7桁ある文字と数字の列で、はじめの数字がスイングバランスを示し、次の5桁がそのセットの製造年式を含んだインディビデュアルの番号。最後の文字は出荷時のグリップタイプという解説がありました。
ってぇことで、中の5桁のインディビデュアルってぇのをそのまま理解して、固有の番号であると思っていたのです。1961年の解説ですけどね。ま、それ以来ずっとその方式を続けていたとも思えませんし、アルファベットも足らなくなれば、数字の桁数もどんどん増えてしまう。大体、60年代のマクレガーにはこの解説を裏付けるような文字と数字の列がほとんどのモデルに記されていました。
カタログの解説にあった、その用途に特化した番号であれば、量産モデルであれば、たった10本程度に与えられた個別の番号である必要はないわけで、生産の品質管理の面から言えば、一定の時期に同じスペックで生産されたものに対してドンっと与えられるもんなんでしょう。いつ、どこの工場生産か、それが品質管理の出だしの一歩。例えば車のタイヤなんかには、生産工場、生産年とその年の第何週って識別できる記号がついています。ゴムは生ものですから、使う方にとっては新鮮度の目安になります。登録や所有権の裏付けになるクルマの車体番号も、こうした品質管理の意味もありますし、個体を特定しなければならない理由もある。考えれば、ゴルフクラブには固有の数字である意味は、もともとないんですな。調べていたらミズノ製品にも生産工場とか、生産年とか月が示されるレジ番があるとのことでした。美津濃ファンにとってはなんとか工場製を見分ける術のようでありますが、その程度のことしかわからんわけですよ。
だもんで、同じ番号のクラブは当然存在していてしかるべきであって、それは同じ時期に生産されたということ。その番号が近いから、そのロットの隣で生産されたんじゃねぇのってぇのとは違う。そこまでこだわる必要はないと思うのですが、マクレガーの60年代後半のモデルに、二鉄を補完しようとしたら、同じレジ番のものがあるはずってぇことになりますな。
ま、マクレガーのケースでは、この論理に当てはまらないレジ番も70年代からずっとあったわけですし、ウッドの復刻版については、先達からのお話で、その入っている向きが違う、なぁんて話も伺いました。
なにかしら作った方なのか、または売る方なのか、その論理で見分ける番号として認識するのがもっともらしい。これ、R55の時に、ここまで疑問を持たなかったがの不思議です。
今回手にした茶色のセルの、このモデルであるからこその疑問でした。
いい気分のまま、なぁんか、また入札してしまった記憶があるなぁ。
まいっかぁ、晩飯には冷凍輸入肉で、上手く開いたマルゴーをも一回楽しみますかね。
年末休暇ということで。
