Weiskopf Goldcrown

冬至の翌日から、日が伸びたような気がする。思い込みでも、まいっか、って今日の夕方。冬になるとお日様恋しいし、夏は木陰がいい。過ごしやすいのが一番なお年頃です。

んなことを考えた今回も、関連ない、いつもの話。これはスーチャックより前、自身の手元でモダンシャフトへリシャフトってぇことで、ガタガタ騒いでいたワイスコフのゴールドクラウンです。これ、シャフトが曲がっていたために持ち出せなくって、中古のS400でリシャフト工賃を含んだオークションで挿し換えてもらったもの。
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でも、そうしたら、ロフトとライが滅茶苦茶になってしまったわけで、少なくともセットとしての流れを整えてもらっていました。

それでラウンドもしたのですが、自身の手持ちのモデルとしても1番手上を向いているロフトだったんです。70年代のモデルには、そんなセッティングのモデルもあったのですが、自身の手持ちものとして、少なくとも番手なりの距離は直感的にソールにある番号と合わせておきたくなるのが心情。135のパー3で7番って、キャディさんに告げると、それじゃ大きくないですかぁ、って覗き込まれちゃう。ま、そんなときゃ、ロフトが上向いてんのよ、って話しゃいいだけなんですが、5番から上のつながりにギャップが出る。二鉄は別としても、3番がないことになるし、番手のつながりに納得いかないものがあった。
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でも、ロフトの調整とかっていうと、オリジナルから調整できる範囲は、3度が限界って言うじゃないですか。それに、以前のM85の二鉄について言えば、未だに一定の方向から見ると、ロフトとライの調整に無理があったような歪なシルエットが残る。3人の職人さんに修正してもらったのですが、修正しきれず。これは絶対に避けたかったんです。

でも、それを気にして、持って出る機会を減らしてしまうよりも、ちゃんとしたモデルとして、いつでも持ち出せるようにしておける準備を整えるには、やはり135のパー3では8番だし、170なら5番でドローを狙いたい。今までは7番だったし、4番の強振か、3番の擦りスライス。別にキャディさんに見栄を張るわけではないし、ただ自身の頭を切り替えればいいだけなんですが、ホームコースの似たような状況で、明確に番手が違うのは、なにか気持ち悪かった。
実は結構悩んだんです。測ってもらったいろんなモデルのデータをパソコンで並べてみて、このゴールドクラウンの現状から、最も少ない調整範囲で収まるロフトをいろいろ考えてみました。それもまた楽しい時間なんですけどね。早く寝なきゃいけない時でも、考え始めると、どんどん目が冴えてきちゃう。
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結局、基準点を7番と5番に定めて、手持ちの標準的なロフト、7番で36-75番で28-9というあたりで策定するのです。あとはヴァモノスさんとの相談で、調整して歪にならない範囲を決定。結局、7番で140チョイを目安に37度、5番で29度ってぇあたりの調整にしていただくんです。これは90年代の始めの頃のプロモデルの数字と同じ。今時なら5番は27度くらいですかね。あ、これも、ちょいと前の標準か。

実際、調整の1度というのは、距離にしてみると微妙な差。2度違えば、明らかに距離に差が出るということです。ってぇことで、4番では3度、ほかの番手では軒並み2度立ててもらうことになったんです。

で、即刻レンジで確認し、これでしょ、これこれ~ぇになったわけです。ネック周りも歪になることなく、ロングアイアンでも、違和感はありません。ロフト調整って言うと、短い番手なんかは、調整代に結構余裕があるようで、懐に上手く隠せる様子。長い番手は誤魔化しがきかないと言われるのですが、今回の二鉄は17度から19度に寝かせていただいているので、気になるシルエットの変化はなかったようです。
Weiskopf Goldcrown
ま、ここまでいろいろやって、もしかしてと思い出すのは、本来この曲がっていたシャフト、実はアクシデントで曲がったのではなくて、意図的にロフトを調整しようとして、結果としてシャフトが曲ったのではないかと思ってしまうのです。昔はヘッドを万力で挟んで、エイヤァッと曲げていたといいます。ユーミーさんではシャフトがなまくらだから曲がったということですが、この短いホーゼルは、今時製品としてもかなり短いもの。地面を打って曲がるなんて、ソールがもっと傷だらけでも良さそうですが、どの番手も綺麗なままです。もしかして、意図を持って曲げたんじゃないかって、今になって思い出すんです。以前の曲がったままの状態で、結構面白く振り回していましたもん。ホーゼルが短くて曲げられず、でも調整を試みてシャフトが曲がった状態になったんじゃねぇのって思ちゃう。リシャフトして、ホーゼルとストレートに組まれた時のロフトとライが滅茶苦茶だったのが余計にそう思わせるんだな。まぁ、そんなこたぁ、聞いたことない話ですが、だとしたら、モデルの進化に加えて、調整技術の進化も、今回体験したってぇことかな。

ま、それも一興也やと。