松下電器から、テクニクス復活のニュース。テックゥ~ニクスッか、テクニィ~クゥスゥって言うジングルで、週末のFM放送のスポンサーをしていましたよね。レコードプレーヤーののダイレクトドライブをはじめて製品化したってのがテクニクス。いまやファンドの傘下ばかりの音響ブランド、復活するのは大歓迎ですが、趣味の復刻版のように今に合わせてアレンジされちゃうと、高音域のズリアゲとか、今更ですけどドルビー音源とか、5チャンの立体音源とか、きっとシリコンミュージックに合わせられているんでしょうねぇ。30センチのコーンを揺らすのに、バスを効かせていた世代。センタースピーカーはボーカル用スコーカーの4連。センターバスはアンプに回路がありません。たっぷりの空気を振動させて楽しみたいものです。
さて、アンダー何とか。オーディオにはアンダーなんとかってぇ言葉は無かったと思いますが、この趣味でアンダーと言えば、まず、アンダーパー。お上手な方のスコアって印象ですかね。季節は夏ですから、アンダーアーマーには連想が無い。ただ、もういっちょ踏み込んだこの趣味の世界でいうと、アンダーホーゼルってか、アンダースラングっていう、金物のデザインの事を言ったりまします。今の理解では、その見え方が、一般的な番手のアイアンを、無理やりフラットにして、ヒールがホーゼルからの線よりも内側に入っている。つまり、かかとが飛び出しているように見えるもん。これで重心距離が短くなり、操作性が上がる。かつフラットになるもんで、引っ掛けも出にくい。ニクラウスのクラブ調整をしていたおじさんの記事、古いチョイスにあったのですが、ニクラウスはそんな調整を短い番手ではしていたらしいですよ。全部がアップライトだったわけじゃない。
ってか、ここでテーマにしたアンダー何とか、ってぇのは実はこれとも違う、別のもの。ご存じない方が多いでしょうが、レザーグリップの下にあるアンダーリスティングと呼ばれるもののことなんです。
レザーグリップの構造には、いくつかあることを経験していますが、大きな分野で言えば、3つあるんです。一つは、それこそ時代によっていろんな素材が使われているコルクテープをメインとした構造に、レザーでラッピングする。二つ目には、そうした構造を一体に成型されたラバー素材で、先にシャフトに差し込んでおき、その上にレザーラッピングする。三つ目には、今時のウィングリップがわかり易いかな、グリップの出来上がった形を、スリップオン式に差し込むもの。この三つ目の製品として流行ったが、ラムキンみたいで、ウィングリップは、そのレザーってところをシンセティックレザーにしたんですなぁ。今時ならグリップマスターってぇのがそのままですね。
これらは、今時にはチョイト太くなることが多く、ソフトなグリップに限られています。で、二つ目のスリップオン式の下巻き構造ってぇのを、アンダーリスティングと呼ぶんですよ。今回のネタはこれ、これを言っているんですねぇ。
それを新品状態で9本手にしました。当時のゴルフプライド製ですから、既に普及版状態のものでしょう。通常ならこの上に両面テープを巻いてレザーラップのグリップとなるものです。
これ、もちろん、新品のレザーがあるわけではないので、思惑通りに使えるかどうか分かりませんが、マイク・スーチャックのリシャフトの時に応用しようと考えているもの。ちょっとだけ専用パーツが手に入ったことで、可能性を広げています。
まだ実際にセルが無事に再利用できるかの確証もないのですが、グリップも重要な要素ナわけで、手にしてみた次第。ユーミーさんには、これがあればレザーを巻けるよって、だいぶ前にいわれていた記憶があるのですが、まだ、手持ちのレザーモノで、このタイプのグリップにはM85オリジナルの巻きなおし物で出合ったのみ。
グリップエンドも一体になっているので、いにしえのモデルたちのようにキャップだけが外れることもないし、きっと便利なものだと思うのですが、上手くいくかどうかは別にして、貴重なものとして確保しておいたんですね。
今回は画が地味ではありますが、よく出来ているものかとも思うもの。一度外した、巻き癖のついているレザーと、太さが合うかどうかも分からない、このアンダーリスティングにマッチするかどうかも分かりません。
まぁ、アルにこしたこたァ無いでしょう。どんなことになるのやら、とりあえず、やろうとすれば何とかなりそうという道筋を探しておいて、でも、全く先行き不明です。