マクレガーの資料には、50年代から60年代には、アドバイザリースタッフの名前と、イラストが沢山載っていますよね。それぞれについては、今に名を残す人もいれば、調べてみて、初めてそんな凄い人がいたんだ、なぁんて理解する人もいます。
もっとこの趣味的な出会いというと、あるモデルを手にしてみたら、プロのネームが刻印されている、なぁんてこともあるんですね。そのうちの1本に、チャック・タニスというネームのある、ダブルサービス、M85モデルがありました。
このプロのネームは、マクレガーの資料にはないのですが、シカゴ在住のアドバイザリープロという当たりまでは分かりました。といっても、このウェッジがそのプロのアドバイスによって、いろいろと手を加えられてものとは思えません。
普通のM85のウェッジに、チャック・タニスの刻印を手作業で打ち込んだようなモノ。その深さも浅いですし、きっと、クオリティーとしては一定したモノのようには見えません。
この当時のアドバイザリースタッフというのも、いろんな序列があるのでしょうが、トミーアーマーや、バイロンネルソンも名前を連ねているところを見ると、ま、ちょっとマーケティング的というか、アイキャッチできるのならみんな並べて訴求しよう、ってなもンですかね。
それぞれの名前の近くには、その人の功績が短く掲載されていたりしますね。
ジャック・バーク・ジュニアとか、テッド・クロールとか、いろんなネームも見かけるのですが、ジャック・バーク・ジュニアを見かけると、なぜかジュニア用かぁ、なんて思っちゃいます。そんなこと無いのにね。
テッド・クロールは、目にするモノが何故かポップな刻印のあるモノ。勝手に威厳を感じることが出来ず、こんなモデルもあったんだぁと理解しています。これもそんなこと無いのにね。
それから、モデルはM85のパーシモンだったような気がしますが、間違いなく5本ビスではなかったのは記憶している、ハーマン・バロンというプロのグレービングの入ったモノを見かけたことがあります。当時は、ソールプレートでマクレガーなんだ、って理解はしたのですが、クラウンのグレービングを見て、これ知らないなぁ、ってな反応だったんですね。もったいなぁ~、今ならねぇ、飛びついちゃいますよ。
その記憶を、今一度思い起こしてみると、ヘッドのシェイプに大きな特徴はなかったように思いますが、いくらか遠目に見て、マクレガーだって分かる感じ。でも、アドレスしてみると、すんごい違和感があった。ソールさせてみると、右向きの上向き、当時の自身が振ったら、スライスしか出ない、ってフェイスのセッティングだったんです。ウッドなら、アイアンと違って、シャフトの挿し方なんかは、生産工程でいくらかプロのアドバイスで、特徴を出せるのかなぁ。といっても、相変わらず、パーシモンで、個体によって色々あるのが普通。たまたま、その時に出会ったのが、そんな顔だったのかも知れませんね。
そんで、いま、とぉ~っても気になっているのが、マイク・ソーチャックって言う人なんです。いろいろと記録を持っている人のようですが、ネットの映像で、ニクラウスとパーマー、ゲーリー・プレーヤーと一緒に残っている人です。
4人ともスイングを上から写した映像で見せてくれている、モノクロ。ニクラウスの決して頭の動かない映像には、かなりの影響を受けたモノです。パーマーも動いていませんけど、フォローで上がってくるイメージがあります。マクレガー式とウィルソン式のスイングッてぇのは、ここから始まっているかな。Mike Souchakで動画を検索すると、すぐ出てきますよ。
でね、なんで気になっているかと言えば、ブランズウィックの刻印のある時代のモノですから、58年から78年までのモデルで、これ、なに!ってぇモデルを発見してしまったからなんです。
ダイヤモンドバックのようでもあり、パワーバーのようでもあり。ダイヤモンドバックだとすると、そのウェイトのセンターが、とてつもなくヒールに寄っていて、これ、普通に打ったら、絶対フェイスが返らないんじゃないかとも思えるデザインなんです。パワーバーだとしても同じか。
SSやPTを振り回していたときにも、一度ジャックバークのエメラルドというモデルで、ほぼ同じ様なモデルの情報を目にして、一点集中ってこっちのデザインの方が、合理的なんじゃないか、なぁんて思ったこともあります。だって、ヒールで打つのが良い感じなもんで、そっちにウェイトのあるモノの方が、もっといい打感になりそうな気がしていたんですよ。
ソーチャックの映像を見ながら、このスイングだからこそ、なぁんていう、考えをめぐらしているところ。ま、ジャックバークにもあったんで、ソーチャック特有ということではないかもしれませんが、普通は刻印やグレービング程度でプロモデルとなっていたのに、ブランズウィックの傘下で、自身のモデルを生産していたソーチャックが、ドンだけ凄いのか、ジックリと調べて楽しんでみたいと思います。