いいもの残してくれました!-Hagen Crenshaw model
一応、パターンにのせて写真を撮ったつもりなんですが、やっぱりいつもの光で残しておきたくて、もう一度紹介してみるウォルターヘーゲンの95年です。

既にウルトラの名前もなく、シャフトにはウィルソンのレジスターバンドがあることで、このモデルは誰が見ても、ウィルソンのモデルと認識されます。これで、ヒールのソール側近くにエグリがあれば、確かにウィルソンのスタッフモデルと雰囲気が似てますよね。
いいもの残してくれました!-Hagen Crenshaw model
以前アメリカの友人が表現した、スタッフモデルの地味な感じという形容が、手にしてみて初めて納得できます。

先日、しつこくレンジで振り回して、モダンマッスルの分類であると理解してみたものの、自身の中では、ウォルターヘーゲンの流れがどっかにないのか、クレンショウがランガーやスチワート見たいに、プロスタッフモデルを使わなかったのは何でかなぁ、なんて観察を続けていたわけです。

といっても、なんら新しい発見があるわけでもなく、特に寝冷えの頭では、無理なこじ付けも思いつくことなく、ただ綺麗なモデルとして撫で回しているだけになっています。

これはシニアのプロがお持ちだったとの事。
いいもの残してくれました!-Hagen Crenshaw model このモデルに入っているT1399という刻印の意味が、とんでもない妄想を呼んでいるのですが、しかし、それも手繰る糸口もなく…。

よくある限定とか、シリアルナンバー風かとよくよく見ているのですが、そんな時は手打ちの刻印で、数字が一直線じゃないことがあるものです。しかし、これは綺麗に揃った刻印。手作業の感じもなく、なかなか正体を露にしてくれないモデルでもあります。

これを手にする前から、2鉄の捜索願は出してはいるのですが、彼の地アメリカでも、例のリプロダクションのコレクターズアイテムとされるモデル以外、なぁんにもひっかかってきません。ここまで何もないのも珍しいんですよ。このモデル、絶対に何か深いものがありそうです。
いいもの残してくれました!-Hagen Crenshaw model
手にしたときは、3番と8番のセルが溶かされていて、以前の所有者が、何かをしようとしていたらしいということでした。何をしようとしていたんでしょう。

その当たりは、カッターで綺麗に削っちゃいましたから、全く気にならないのですが、その作業をしている時に、手の感触で気がついたんですが、このヘッド、結構ロープロファイルですよね。

手に収まる感覚がM85オリジナルとはいかないまでも、アシックスの0881程度の感触があります。高さが低くて、相対的に長く見える。長い番手に関しては、特にそう感じさせます。ヘッドの高さが大きくなっていくフローが、急激といおうか、7番まではロープロファイルで、8番から急に大きくなる。これって、ウィルソンスタッフの伝統なんですかね。これ以前のヘーゲンのウルトラモデルは、そこまでではなく、この95年に関しては、きっと完全にウィルソンのデザインによる派生モデルと言うことが出来そうです。
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それと、ヒールにちょっとした出っ張りが見えるんですよね。これもスタッフモデルにあるのと一緒です。ホーゼルからストンとソールに落ちるのではなく、若干の引っ掛かりがある。機能に関しては良くわかりませんが、これもスタッフモデルとの深い関連を示すものなのかなぁ。

ヘーゲンの刻印を持ちながらも、これはウィルソンモデルです。だからといって、なぁんだってなわけじゃなく、クレンショウがマスターズに勝っちゃったモデル。自身にとって、ヘーゲン的な打ち方、すなわちウィルソン的と思い込んでいたのが、ヘーゲンの年式を並べて、順番に打ってみたところで、このモデルはその延長線上にはなかったんだなぁ。
いいもの残してくれました!-Hagen Crenshaw model
83年のクレンショウモデルは、それ以前のヘーゲンを知らなければ、そのまま、モダンマッスルでした。

84年のクレンショウグラインドもそんな感じ。その2つのモデルからの派生としても、この95年はちょっと路線が違う様な気がします。見てくれに似た、スタッフモデルとしての流れが別にあるんでしょうね。

このあとには、ヘーゲンのブランドではキャビティーも出ているし、カジュアルなモデルもあるみたいです。クレンショウが、このモデルをヘーゲンモデルとして使い、独自の路線の終焉に、マスターズの優勝でヘーゲンに花を手向けたといった気がしますね。

それにしてもT1399ってなんだろ、深く深ぁく考えちゃいますね。