こないだのキャリープラス10のアイアンを存分に楽しんだレンジでは、もちろんウッドも同行しています。ただ、ウッドは自身の調子がかなり左右するんで、これを楽しんだかというと、ま、それなりに、ってところですかね。
アイアンと同様にキャリーが10ヤード伸びたかというと、それは認識できませんでした。ただ、マクレガーや、ウィルソンのクラシックモデルとは違い、サンライン系の感覚。つまり、モダンコンセプトの感触はありました。拳骨形と言っていいのか分かりませんが、感じ取れていた、目の詰まった塊感はその通りで、バックウェイトなんぞなくとも、しっかりと目の詰まった重いヘッドの効いた感じ。重いヘッドを振り回せる感触なんです。打感はクラシックブランドには劣るのですが、結構硬めの石ころツーピース時代を感じさせます。
調子によるとは言いながら、図に乗ってインサートのトウ側の上に当てようと、ブンブン振り回しますが、これも、アイアンと同様に右手を使いすぎると左巻きに、マクレガー的に頭を残してみても同じく左。ほっほぉ~、セットとしてきちんと出来ているじゃァありませんかぁ。
サンラインと似たよう感覚から、モダンウッドと同じように高めのティーアップで、横から振ってみますが、このあたりは自身の調子でしょうね。右や左へ暴れます。
クラシックウッドのように低めのティーアップで、上から打ってみると、一定して左へ。真っ直ぐ打とうとすると、なんかすんごいクラシックなスイングになっちゃいました。
ヒッコリー時代のヘーゲンや、サラセンの若い頃みたいな、インパクトしたらそのまま胸をクラブと一緒に開いていく感じって言うんですか。モダンウッドでやったら、間違いなく右巻きのスイング。フェイスの向きとかは、特にフックに感じませんし、シャフトとの相性で、そんなことになるのかな。モデルとしてのキャラクターとはいえないでしょう。残念ながら、飛びはそれ程でもないので、きっとこれは勘違いだと思っています。まだまだウッドは修行中って事で。
で、インサートのないスプーンです。FWとしては、全く普通に打てます。打感はやっぱりそれほどよくありません。といっても、積層モデルとも違って、それよりはいい感触があるかな。特に気にせずに、バンバン振り回してみましたが、フェイスは強固です。ボールマークは付きますが、もちろんボコボコになるような気配はありません。返って、ドライバーのインサートのトウ側の上、こっちの方のクリアが先に剥げてきました。
なんつったって、25年以上前ということですから、ドライバーはそんなものとしても、このFWは一体何者なんでしょうかね。飛距離的には、やっぱり飛んでいるという認識は出来ませんでしたが、アイアンとのつながりで言ったら、スプーンではなく、ブラッシーが欲しかったかな。さすがに時代が、そうはさせてくれなかったんでしょうね。
にしても、これらは絶対パーシモンではなさそうです。カエデってそんなに硬い木材でしたっけ?積層の素材はほとんどがカエデということでしたから、そんなもんかもしれませんね。
ボディーの塗装が、ドライバーとスプーンでは違いますが、セットとしては別物だったんでしょうか。そんな目で見てみると、ドライバーの木目とスプーンの木目の種類が違うようにも見えてきました。でも、同じキャリープラス10というモデルですから、同じコンセプトとして楽しませていただきましょう。
ひょんな事から手元にしたモデルですが、これは自身の直感を誉めてみるべきか、それとも偶然の出会いとしてこんな事もあるかとしておくべきか。前者の場合は、再びそんな検索をしてしまいそうですし、後者の場合は…、やっぱり同じことか。
今回は日本ゴルフスクールの方に、ご迷惑をおかけしてしまいました。本来なら顔の見えないコミュニケーションは、失敬このうえ無し、と思っている世代なので、失礼しまくりでした。
何度か、コメントしてきたように、この時代になって、残されてきたいいものが、モノだけの存在となって、使われなくなったら処分されてしまったり、またその出自を調べようにも、既に資料として欠落している時代。ローマですら一日にしてならないのですから、先を見るにも、来た道を整理しておくには、今のうちと思うのです。
一個人として、こんな趣味の世界として、好き勝手を言っている程度じゃ、なんの役にも立ちませんけどね。