ヘーゲンの50年代モデルが手元に来ちゃったからって、俄然、スタッフに興味が出てきちゃいました。ウィルソンスタッフですよね。でも、手元にしてみたいって言うのとは違って、いわゆる買収されたヘーゲンの御本家として、その本流はどんな事になってたんだか、って言う興味です。
それに、ウィルソンは結構画像が多くて、いろんな妄想するにも、ヘーゲンほど見えないところを捜索する必要がありません。もう一つ言っちゃうと、やっぱり、その趣味的な価値を認められている方が多いんでしょうね。一桁、流通価値が違うので、手を出す気にもなりません。という自己暗示をかけている最中でもあります。
手元に来たのが、54年モデルからなんで、そのあたりから見てみようかと思うのですが、資料的にちょっとだけでも確認できる画があるのは、50年くらいからですね。50年とされているヘーゲンのモデルはザ・ヘイグというモデルネーム。ここまで戻ってみて、ザ・ヘイグが本来のモデルネームだって事がやっと分かりましたよ。ダイナパワーに対して、ウルトラパワードをネーミングした事で、今度はウルトラが起ってきたという事なんでしょうね。混乱するような言い方をすれば、ヘイグ・ダイナになっていたかもしれないって事か。
ンなこたぁ想像の産物ということで、54年モデルに限って言えば、サイズ感とかは別にして、ヘーゲンとウィルソン、バックデザインのイメージは全く同じです。
オッジメンテットの、パワーバーデザイン、ヘーゲンはスタッフの焼き直し、刻印違いといってもいいほどの印象ですね。
56年モデルはどうかって言うと、パワーバーをいくらか短くまとめてしまっている造形がありました。でも、スタッフはそんなことないですね。のびのびとパワーバーが延びている。
このあたりから、いくらかの違いが出始めているような気がします。
前後しますが、50年モデルのザ・ヘイグの写真を見つけましたが、トップノッチのダイナウェイトモデルに対して、トップ側に厚みを持たせたような造形が見て取れます。勝手な解釈をすれば、低重心で、球を高く上げるには容易なヘッドですが、吹け上がってしまうヘッドスピードの速い人には、上から押さえつけるウェイトを乗せてみましたって風に見えます。素人の観察ですよ。
ただ、その後の50年代という見方をすれば、やっぱりスタッフモデルの焼き直しをベースに、プライドの分だけ、ちょっと変えてみましたって、感じに見えるんです。当時の販売や、コミュニケーションの規模を考えれば、一般向けのスタッフに、マイナーブランドのヘーゲン、でもとりあえずそのネームだけは響いているブランドですから、そのちょっとだけって言うのが、一部の人には魅力的にも写ったんじゃないでしょうか。
59年モデルのほぼフラットな造形は、ウィルソンでも似たようなものがあったということですが、資料的には行き着いていません。
59年からコンセプトは同じでも、デザインには独自の道を歩みだして、61年モデルでは新しいブランドのコンセプトを歩みだしている、ってな風に見えますねぇ。焼き直しモデルからの脱却です。
親会社はドンだけここに予算を割いてくれたんでしょうか。マクレガーでも同じようなことをしていましたが、こんな風に残ったものからの妄想で、いいように解釈してみると、ヘーゲンのモデルたちのほうが、スタッフよりも、手をかけられているような気になってくるから不思議です。それも、販売規模が小さいはずですから、同じだけの予算を割いても、ここの効率は企業にとっては良くないですよね。
手前味噌ばかりの話になるわけで、どっかに事実の物語があったとしても、もしかしたらつまらないというのは、何度も経験したこと。
50年代のヘーゲンが、まだどこかにいるとは思うのですが、そのプライドなのか、主張なのか、スタッフとは違うってモデルに出会ってしまうと、またまた前のめりになってしまうに違いないなぁ。
でも、自己暗示を継承して、絶対にスタッフモデルには手を出しません。もう管理できる数に限界が来ていますからね。レザーグリップのオイル補給、真夏の暑い時期の風物詩、気温でミンクオイルがドロッとなったときが一番メンテナンスしやすい。ちょいと錆を食ったシャフトのメンテナンスも、梅雨時には個々に磨いてやらないと、黒が赤になっちゃう。やるこたぁいっぱいあるんですよ。
それにレンジへ行ったり、コースへ出たりね。
楽しい時間ですけど、熱中症注意で、まだまだ頑張ります。