なんか、またヘーゲンを眺めてみて、いろいろと考えてしまいます。何度も登場させているので、新鮮味のない画ばかりになってしまうのですが、54年から、いろんな歯抜けで80年代まで。この趣味で、最も楽しく眺められるバックデザインなんかが、徐々に変わっていくのを眺めてみたり、その変化が大きくないのに、打ってみると全然違うモデルに思えるほど、変わっていたり。
80年代後半の当時の輸入元が出稿した、雑誌広告には、ヘーゲンのブランドに、いくらかの格をつけてみようと、歴代のアイアンのバックデザインを小さな写真で載せています。
でも、今の自身の目からすると、ヘイグ・ウルトラだけでなく、ウルトラダインも、ザ・ヘイグもみんなそこに並んでいる。もしかしたら、この輸入元として扱ってきたモデルなのかもしれませんが、まちょっと大雑把ですね。
それでも、伝えたかった事は、なんとなく分かるかな。ウィルソンが入れているわけではなく、一つの納入元として扱うブランドを認知してもらいたいという、真摯な態度だと思います。
残念ながらその輸入元、今は存在しない組織となってしまいましたが、残ったいいもので、そのブランドをたどっている一人が、ここにいるわけなんです。
これだけのモデルを並べてみても、実を言うとまだ納得していないところもあるんです。といっても、ヒッコリー時代に興味があるわけではなく、385とレジ番を謳っているヘイグ・ウルトラにも、390って言うレジ番のものもある。アメリカンレディーと言うシリーズで、ほぼ男性用と似たモデルも充実させていた様子。これはマクレガーのルイスザッグスと似たような感じですね。
それから、トム・ボーイと称するシリーズもあれば、ジュニア用もあったり、インターナショナルと言うシリーズもあります。
体系的に把握できる資料は全くありませんが、その広がりは、モデルとしてヘイグ・ウルトラだけではないは明らかです。
使い倒す信条でモデルを見ていけば、インターナショナルはどんなモデルなのか興味はあるものの、他はそんなシリーズがあったんだぁ、って言う程度。
やっぱりヘイグ・ウルトラを中心に、興味が集中しますよね。
その50年代を今一度調べてみると、どうみても、ウィルソンスタッフの焼き直しにみえるものばかり。ウィルソンのダイナパワードに対して、ウルトラパワードというコンセプトなんだろうなぁ。パワーバーのデコッパチみたいなコンセプトが、いろいろとモディファイされています。
それから60年代に入れば、手元にあるいいものが語ってくれている通り、基本はパワーバーかもしれませんが、それを曲線で均したようなモデル。
手元にいてくれる61年から、63年、67年と実際のモデルで確認できます。
70年代に入れば、そんなイメージを固めているものの、ウルトラダインのシリーズに分かれて、試行錯誤するものの、ザ・ヘイグのモデルネームで今にイメージを残しています。
多くの皆さんが、ヘイグ・ウルトラとか、ザ・ヘイグとか名前だけでもご存知なのは、一体どういった理由なんでしょうかねぇ。
いろんなストーリーのあった70年、71年、74年、77年のウルトラに加えて、最近72年のウルトラダインが加わってくれたわけで、目前にするモデルで、いろんな想像も膨らませています。
手にした事のないモデルについて語るのは、とても危険なことと学習をしているのですが、50年代はそんな理解で、よほどのモデルが提供されない限り、分かったつもりになってしまっています。続く60年代も然りですね。
比較的最近の70年代について言えば、絶対に探してみたいのがザ・ヘイグなんですよねぇ。年式によってはウィルソンのX31とかとイメージが似ているようですが、手にして見たい欲求が、長い事あります。
これだけ手にして、まだ何がしたいんだろって感じですよねぇ。
一連のヘーゲンのモデルを壮大に並べてみたところで、自己満足なだけなんですが、どれをとっても、こりゃ同じだな、って言うのが無いところがすごい。
それも微妙に違うんじゃなくって、結構大げさに違ってきている。ヘッドのデザインだけじゃなくて、シャフトなんかもいろいろと実験的なものを取り入れているんですよネェ。
一応83年と理解している、クレンショウモデルを見ていると、余計に感じてしまうのですが、トピックをつくったいいものを実際に手にして見る、って言うとてもシアワセな事が、今の環境で、ちょっとの努力で出来ちゃう。
実現可能な身近な事なんでしょうか。贅沢な身分になったもんだ。
それ以外でも、以前からPWとSWで手元にいる、ザ・ヘイグと、新しいウルトラダインの赤カメオを眺めていると、やっぱりザ・ヘイグへの思いを巡らせてしまうのであります。
それ以外でも、80年代もまだまだ続いているわけで、これ、またまた壮大な振りだったりして…。