いいもの残してくれました!-Aaron & Armour
バイオグラフィーとか、動画とか、とにかくいろんな情報を求めて、検索をしていたのですが、何とか知恵袋と言うページで、トミーアーロンの名前を発見しました。曰く、自身の持っているトミーアーロンというセットは、今後のルールに抵触するのだろうか、使っても大丈夫なのだろうかという骨子の質問です。そのお答えの筆頭にあったのが、トミーアーロンというのは、トミーアーマーのバチもんだから、公式ブックに掲載なんか無いですと。びっくりですね。2010年ごろの書き込みです。

その頃はウィキペディアも、USPGAのページも無かったんでしょうか。ちょいと調べれば分かるのに。残念な回答が、最も役にたった回答とされています。
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ま、確かに、今の量販店のスタッフさんに、トミーアーロンて言うプロの使っていたクラブで、なんて話をしたところで、頭の周りに?マークが次々出てくるのが目に浮かぶ。

自身の世代で、このトミーアーロンとか、ジョニーフライやセントアンドリュースとか、たまぁにリンクスやジャックニクラウスといったクラブセットが、通販モデルとしてテレビ通販や、会員会報の通販ページに載っていたりしたものです。ニクラウスのモデルも、最近新聞の通販面に載っていましたよねぇ。

そんな記憶からか、そんなモデルたちの背景には、それほど偉大なものを感じないのも事実ではあるものの、トミーアーマーのバチもんだからと、言い切ってしまっているお答えには、いささかショックを隠せませんね。
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そのトミーアーマーだって、pgaブランドでのモデルの後には、何とかスコットとか、985系のデザインとは決別したモデルを意欲的に出しています。このお答えは、きっとその頃のモデルをして、トミーアーマーのバチものとされたのでしょうか。

刻印を並べてみると、確かに似ているともいえますが、これだけでコピーモノという判断をしてしまうのって、どうなんでしょうか。ちょっとの疑問や興味もないのでしょうかね。

90年代初めの頃の雑誌では、トミーアーマーは、新素材や、革新的なアイデアにご執心のようで、比較的大きなヘッドのチタンフェイスのモデルを新製品としている、なんてコメントがあります。
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自身の世代では、現役の頃の印象は、その後に出てきた845モデルが初めてなんですけどね。当時は985なんて知らなかったし、あっても、興味がなかった。

マクレガーじゃない、でも、マクレガーの90周年モデルに似たウィングマッスルのモデルもありましたね。今見てみれば、これといった特徴も無いのに、当時、ほかのモデルの倍はしていた価格、シャフトもダイナミックゴールドなのにですよ。日本企画の少量生産なんで、きっと、コストが高かったんでしょうね。
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若造の興味を超えている訳ですよ。で、この年になって、趣味で言うトミーアーマーは、やっぱりマクレガーのモデルたちを指すんでしょうね。

pgaやノースウェスタンのモデルが、権利としては正当なもののはずなんですが、ある意味、バチものに見えてしまいます。

手持ちにあるpgaのウェッジを観察すると、そういうことかぁ、なんて納得してしまうのですが、コレクションシリーズとしてリバイバルされたPWSIが、11番とかの名称で、完全に過去の偉業の上にビジネスをしています。

まぁ、時期的にクラシック回帰の頃でしょうから、本物を手にして、ソールをズリズリ削ってしまうよりも、リバイバルものを使い倒した方が気兼ねなく使えるという時期だったのかもしれませんね。
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それから、845のヒットがあって、855とかになる訳じゃないですか。それから、エヴォだとか、V25とか、良く分かりませんが、三浦技研まで絡んできて、ほんの一時は、現代のユーザーにも通用するブランドとなっていたのがトミーアーマーなんですね。

一方のアーロンは、先日調べてみたとおり、2000年ごろはシニアツアーの最年長出場記録の更新なんてところにいて、日本にはその名声は一切聞こえてきませんでした。シニアツアーなんて、あのころは確かに興味なかったもんなぁ。
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今、動画で検索すると、トム・ワイスコフやチチ・ロドリゲス、いろんなプロが、シニアで元気に活躍していたのがその頃のようです。

結局、どう転んでも、トミーアーロンの名声は、どこにも留められていることなく、トミーアーマーのバチもんという、公式見解がまかり通るような今のマーケット、アーロンをアーマーとしてオークションへ提供したセラーもいるわけで。この趣味の人から見れば、歴史認識に問題ある、教科書問題のような由々しき問題なんです。でも、圧倒的多数が世間の趨勢、一般的な認識からすれば、本当にたいした事無い、問題でもないのであります。

ゆえに、トミーアーロンとは誰ぞや、みたいなテーマを、やって見よっかなぁ。資料が少ないのですがね。