こないだのモダンマッスルと、トミーアーロンを打ちまくっていた日に、レンジではやっぱり春先の最新モデルの試打会が催されていました。この日のメーカーさんは天下の美津濃さんです。
JPXというモデルのドライバーをメインに、でも、のぼりが立っていないですね。その代わりに、長テーブルが置いてあって、ウェイティングリスト? そんなに試打待ちに、長蛇の列かとも思わせたんです。でも、それは、シャフトオプティマイザーとかいうデータ分析のためのPCと、データをプリントして説明してくれるスペースだったんですね。
ゴルフフェアとかでもらったカタログによると、ミズノパフォーマンス・フィッティングシステムという、ロッカーケースのキャリアが置いてあって、その中にはいろんなヘッドが綺麗に並んでします。回りにはあらゆるシャフトが挿してあって、即座にシャフトを交換しフィーリングの確認できるデモンストレーション兼フィッティング用のもの。ドライバーとか、ウッドのシャフト交換がすぐできるものなら、他のメーカーさんもそんな試打会はやっていますが、アイアンまで出来ちゃう。
ま、最大手の美津濃さんですからね。プリントアウトの用紙が写真クオリティーだったことも、そんな資本の大きさを感じてしまいます。
この日のメインは、JPXというドライバーの、ベストマッチするシャフトの長さを薦めてくれるものだったのですが、とっても真面目に話を進めていただいたスタッフさんの言うとおりに、とりあえずそのドライバーを試してみます。
計測用のドライバーを3球ほど振り回すのですが、グリップの直下に計測用のセンサーの付いた機械があって、一球ごとにいくつかのデータをPCに打ち込みます。なんとなく見ていたら、3つほどのデータのようでした。その結果、5つの要素の計測が出てきます。
スイングテンポ、トウダウン、前反り角、しなりスピード、スイング半径という5つの要素。一つ一つの要素で、簡単に説明を頂くのですが、自身の場合平均的でないのは前反り角と、スイング半径だそうです。確かに右へふけて行くドライバーばかりでしたから、手が早いとか、腰が開いているとか、スウェーしているとか、いつも気になっているところがデータとして見えてくるわけですね。
そんなデータを見極めて、お勧めのシャフトを装着したモデルが出てくるわけです。今度はそれにショットマーカーをはっつけて、何球かスイング。その球筋を見たり、マーカーを確認したりして、今度はロフトのお勧めを説明いただきます。
結果、10.5度のSRで、ちょいと短い44.75インチがベストマッチということでした。いつものこの趣味的な入り口とは違いますが、これはこれで、今日のこの調子ではこんな結果が出ましたよって事、把握するにはいいことですよね。
でも、自身の場合、例えば、ロフトとか、シャフトのしなりとか、球数を打つに従って、なんとなくあう場所、方法を探し始めちゃうんです。美津濃さんの売り文句は、「あなたのSWING DNAを見つけて、パフォーマンスを引き出します」って事なんですねぇ。だから、自身のスタイルを変えちゃいけないんです。
開き気味ならいつも開き気味じゃないと、合わせた道具が合わなくなっちゃう。この結果を聞いて、ちょいと考えちゃいました。いまだに日によって違うスイング、同じ道具で、今日はいい球出るジャンってゴルフをしていますから、かたぁく固まったスイングの持ち主には、この上ないフィッティングなんでしょうけど、ああしてみたらどうなるとか、こんなプロの真似したらどうなのとか、いろんなことをやってみたい人には不向きですよね。
調子の悪い時に合わせちゃうと、ずっとそのままでいないと折角の道具が無駄になるってもんです。
アマチュアのスイングは、これで決まった道具を使うと、これから先もアマチュアってことですかねぇ。
話は変わりますが、先日こんな話を、後ろの打席でしているが聞こえてきました。
今時の道具は、打ち損ねようが、上手く当たろうが、道具が一定の距離まで運んでくれる。昔の道具は、8分目とか、12分目とか、クラブを振る自分を調整して距離をあわせることが出来た。135飛ばしたいなら、決まった番手を持っていけばいい。あたり損ねても、思い切り振って当たっても、距離は同じだよ。でも、128は打てないし、142もそのクラブじゃ打てない。上がってなんぼのゴルフをするなら、今時のクラブのほうがどこに打つかを決めて打てるよね、って。なるほどネェって感じでした。きっと、自身には今時のクラブ、やっぱり面白くないだろうなぁ。
でもでも、実はこの試打会で、本当の狙いは、MP-69を振らせてもらうことだったんです。今時マッスルにはもちろん興味がありますからね。でも、クラブがクラブ立てに入っていません。お持ちじゃないのかなぁと思いつつも、聞いてみました。
すると、ロッカーケースからヘッドだけ出てきて、「これですか」とスタッフさん。「ハイ出来れば」と答えると、いつものアイアンのシャフトを聞いて、カーボンをビス止めで挿していただきます。なるほどねぇ、こうやって試打するんだ。
でも挿していただいたカーボン、なんだか覚えていませんが、上がりすぎちゃいます。NSプロのモーダスとかいう光物に変えていただき、振り回してみますが、なかなかいいですネェ。この日はセンタースポットモデルの日でしたから、そのままのスイングで、いささか打感がよくありませんが、よくコントロールの効く球を弾きます。無謀にもアーロン的なヒール打ちを試みて見ますが、飛び切り打感はよくなるものの、左巻きの球になります。
普通、手元に来てくれたモデルなら、これをもっと右からまわすにはどうしたらいいとか、ストレートを打つにはどんな感じ、ってことになるんですが、この場ではシャフトを換えて、キックポイントの違うものとか、グリップの太さを代えるとか、いろんな事ができるんでしょうネェ。
これ以上、打っていると、そんなことになりそうなんで、最新マッスルってぇのが、やっぱり良く出来ているということを確認して、退散しました。
流石の美津濃さんです。職人的なスタッフさんの対応も、とてもよく分かりましたし、理論的なお勧め検索方法も納得のもの。でもねぇ、中古ばかり検索している自身には、ちょっと手の出ないものばかりです。やっぱり10年後かな、そんなモデルに手を出せそうなのは。
もし、機会があって、そんなモデルを手にしてみたら、付いているシャフトにあわせて、いろんなことをしてみちゃうんだと思います。
ありがとうございました。