昨日はメンテナンス時間に当たっちゃいましたね。やっぱり、自身の時間のリズムって、一般的ではないことが良くわかります。で、今回の話題ですが、新たな仲間入りの紹介。またかいなぁ、って感じですよね。自身でも救いようがないと思います。
かなり長いこと気になっていた提供から、出品者がとうとう痺れを切らしてドンドンと価格を下げてきます。そして限界までいくと、きっと、出展手数料の関係か、いつの間にか消えていってしまうものがあるじゃないですか。最近では、ヒロセのGLSスタンダードという、マイナーなモデルですが、パーシモンとのセットで、高重心タイプのアイアン。カタログ本では、その素性を確認して、迷っていた間に、消えてゆきました。もう一つ、ゼットのアルカディアプロ1000。これは、3Iからのセットだったのですが、2Iの存在を検索しているうちにやっぱり消えてゆきました。こんな思いをしているのはたくさんあったので、ウォッチしている間に、急激に提供価値を下げているものは救済に走ってしまうのです。今回のヘーゲンの74年もそうでした。
ずいぶんと長い間、ずっと観察を続けていたのですが、これ以上ほうっておいたら、処分の運命になりそう、って予感で、救済に走ってしまいました。
71年リバイバルや、77年モデルを手にした時には、この年式あたりは、ヘーゲンモデルでも大きな変化がなく、それほど変わらないんじゃないかって、思っていました。それに、77年ぐらいのザ・ヘイグとか、赤カメオと呼ばれているウルトラダインには興味を持ち続けていて、そっちのほうが、何か新しいことをしたいってモデルに見えていたもんですから、従来モデルの進化型と、勝手に判断していたこのモデル、かなり手ごろ感がないと、手を出せないなぁと思っていました。
で、提供が見る見るうちに下がって、専門店の特ロース定食にかにサラダ程度の提供になったんで、消滅させるには忍びなく、手元に呼んでしまったわけですね。端から見れば、ここまでの話は屁理屈でしょ。まぁ、いいです。
そんなこんなで、手元に来てくれたヘーゲンモデル。来てくれたからには、じっくり観察して、使いこなして見せましょう。ということで、74年と言えば、自身の観察では、個性無しモデルの走りと理解しています。でも、打ってみれば素直という素性なんですが、果たして、このモデルはいかがなものなんでしょう。
バックデザインは、見事に年式の流れの中にあります。扇型に盛られたウェイトの山が、ヒールからトウに向けて、なだらかに流れています。
特徴的にその山は、やっぱり年式的な観察どおり、抑揚がとても地味です。板っぺら的なブレードといっていいでしょうね。ソールのフレアーも地味、67年のような重心は低いでっせぇ、っていうメッセージはありません。
年式の流れを全く考慮に入れないと、このバックデザインを見ただけでは、強烈なメッセージを感じないでしょ。やっぱり、モデルとしての進化の流れの中にあるのは、間違いないモデルではあるんですけどね。
ちょいと観察を続けていたら、フェイスのイメージが、71年リバイバルとそっくりなことに気がつきました。左端です。マンナカの71年リバイバルは、スコアラインがたる型になっていますが、その印象が似ているでしょ。右端のオリジナルのほうでは、こうして並べると、やはり別物ですね。ブレードが長く見えるトンガリトウで、ローヒール。サイズもなんとなく似ているような感じです。いつもの通り、勝手な解釈をすれば、リバイバルのマスターピースになっているとでもいえそうです。企画された90年にしてみれば、71年も74年も20年近く前ってことには大差ないですものね。
そんなに安易かどうかは別として、絶不調の皮切りとなったリバイバルと似ているって、印象が良くないぞぉ。
そんな印象が固まる前に、打って見なくてはなりません。71年と、77年の中間ということで、実はこの2つのモデルの間には、絶対に宗旨替え的な一大トピックがあったように感じているのです。71年はそれまでの進化型。77年はウルトラダインやザ・ヘイグのモデルに、それまでのヘイグウルトラの進歩的なアイデアを全部委譲してしまったような、平坦なモデルになっているんですよね。うわ、なんかすんごいオタク的な世界だ。
自身でも、ちょいと細かい事に着目しすぎている様な気がします。何の事だかわからないでしょ。
要するに、この74年を観察して、そんな事態が急激に起きたのではなく、徐々に進行していったんだって事が分かりましたってことなんです。
だからなんなんでしょうね。その通りです。地味になったバックデザインの抑揚が、結局、77年みたいになって、また80年代に入ると、クレンショウのマスターズ優勝で復活するんですが…、いかん、これもまたコマイ事になってる。もう止めときましょう。
ここまで年式がそろってきたヘーゲンモデル、全部並べてみないと何言ってるか分からんですよね。そのうち、やってみましょう。
マクレガーだと、多くの皆さんがそれぞれのモデルをご存知だったり、お使いになっていたりしてご理解いただけるところもあるかと思うのですが、ウォルターヘーゲンにこんだけ拘っちゃてるのは、やっぱりマイナーのマイナーでしょうね。
ウィルソンのマイナーブランド、当たり前のことですよ。ま、とりあえず、このモデル、時間を見つけて打ってみないことには、いつもの通り始まりませんね。んで、あんまし深いところに入らないように、印象を書きとめてみたいと思っています。