突然ですが、女子にもシニアツアーの話があったんですかね。ちょいと調べ物をしていたら、そんな話に行き当たりました。少し前の話のようですが、男子よりもビッグネームが限られていますからねぇ、ツアーとしては成立しなかったんですかね。土曜日の昼前のテレビ東京、いろんなプロが出ていたのにねぇ。今ではローカルでレッスンされていたりとかするんですね。そっちの情報を調べてみようかな。
さて、今回はウィングバックの再登場、最後のモデル、スーパーターニーM95Rです。円安や、デフレ脱却、景気の好況感とか新聞で文字が躍っていますが、是非とも、自ら精一杯広げてみた羽に、大きく受け止めさせていただいて、飛び立たせて頂けます様、さらなる願いを込めて。
92年の雑誌に新発売広告があるので、この年以降のモデルだと思います。このモデルと、ゴールデンラムのプロクラシックリミテッドを手にした事が、この趣味の大きなトピックでしたね。このスタートラインの向こうで、ぐるぐる巻きにされた日章旗を、やけにゆっくりと解いて、ゆっくりゆっくり振り上げてから、おもむろに振り下ろす。ヨーイドンな訳ですよ。素人のサーキット走行会でも、心臓が飛び出しそうになる瞬間でしたね。
それはさて置き、このモデルは、日本専用モデルらしい事が分かりました。当時は、クラシックモデルブームもひと段落、復刻版や、コピー版がアメ横のお店の階段で見切り品扱いになっていた時期です。当時の雑誌には、珍しくマクレガーの大きな広告が、懸命にニューモデルを伝えています。事情を知っている人にとっては、クラシックモデルの進化版的な、でも広告にプロのコメントを起用して、現代の最新モデルであることを訴求しています。
この頃は、ターニークラシックの985や、ヘーゲンの61年リバイバルとか使っていたかな。ソールの薄いモデルばかりです。このM95Rは、その価格から、全く選択肢には入らない、高嶺の花的な存在。ラムのプロクラシック同様、お店にいったって、簡単に見る事の出来るモデルじゃなかったんですね。ラムと違って、虎ノ門へ行けばあったんでしょうけど、定価では買わないライフスタイルだったんで、欲しくなってしまいそうな自身を引き止めておくために、絶対に行かない決意をしていました。
でもね、それが10年も経つかのうちに中古なんですよね。一時期、とっても流行ったプレシジョンのFMシャフト、全く見なくなったと思った頃です。プロクラシックと同じで、うっそ、このモデルがこんな流通価格で、って驚きながらも、嬉しいやら、寂しいやら。この寂しいって言う方の感情、複雑だったなぁ。
ンで手にしたわけですが、当時はオリジナルのM85なんか、全く知らなかった訳で、好きなブランド、マクレガーモデルとして見ていただけ。手にしてすぐの印象は、これもシャフトのせいか、どうも打ち難い、素直じゃないモデルだったんですね。プレシジョンシャフトが、絶対扱えていないんだろうなぁって思ってましたし、もともと難しいモデルなんだろうしとも思っていました。
今思えば、意外と打ち易いって言ってる、クラシック985もなかなか打ちこなしていませんでしたから、だたの下手くそだったんだとおもいます。
M85自体のコンセプトが、アベレージゴルファー向け、週末プレーヤーの強い味方としてのモデル扱いというのを知ったのは、ほんのちょいと前の話ですから、しばらくそんな思い込みだったのです。それから、2Iを探してM85のツアーフォージドへ手を出してしまってから、ウィングバックの系譜のストーリーが始まるんですね。
そっかぁ、何も分からずに手元にしながら、ウィングバックの源流はこのモデルだったんですね。VIP系も、そう深く考えずに手を出したのが復刻版だし、985系だって、ただソールの薄いモデルがいいなぁ、と思って手にしたのがクラシック985なんだなぁ。
並べてみると、気が付く事もあるのですが、このモデルだけを眺めていても、ウィングの山の頂点が、ウェイト配分にすんごく利いているという印象はありません。それほど急斜面の高い山ではなく、VIP程度にも見えるし、ミュアフィールドの20周年あたりにイメージを共有する、フラットなウェイトデザインのモデルたちとそれほど個性を違えていない様に見えます。
ただ、とても綺麗で、丁寧な仕上げ。クオリティに関しては、さすが日本企画といえそうですね。鍛冶屋の職人が手作業で入れていたようなウィングマークは、さも機械で精密に刻まれました風の、細い線の浅いものですし、スコアラインが、すごくヒール寄りに刻まれていて、オリジナルのターニーブレードによく似た印象。
ヒール寄りで打ってね、ってアドバイスしてるでしょ。実際には、特にウェイトを盛っていないトウ側の、返りやすさを連想させるように、他にもいろんなアイデアも盛り込まれているように思います。今、使ってみても、シャフトの硬さがちょいと気になるものの、レンジではいまだに感触が得にくいかな。距離や高さは、自身にとってモダンなモデルですから、それなりにいい球が出るのですが、先日の945と同様に、感触が全くよろしくない。
これもあって、ラムばかりを使っていた時期もありますが、2Iが無いってぇのも、持ち出しが減る理由だったかな。M85のツアーフォージドは、セットモノだったし、64年のM2Tの2Iを見つけて、これにFMを差してもらって、今は使っているんです。
勿論、同じモデルが欲しい訳なんですけど、こんだけ探しても、未だに出てきてくれていないんですね。下半分と、ほぼ真ん中にウェイトを寄せたデザイン。見てくれは全く違いますが、コンセプトは似てるかな、なんとなくフィーリングの合うセットとして使っています。ただ、オフセットが全く無いのが、少し気を使うところですかね。まぁ、林の下からごろでバナナスライスですから、右へふけさせて行くにはいいでしょう。なぁんてやせ我慢を続けているところです。
ほんとは、こんなにいろんなモデルを手にするようになる前は、これをエースモデルにしようと、レンジに通っていた時期もあったんです。上手く打てなかったから、この趣味に火がついちゃったのかな。
これが上手く打てていたら、次々と新作へ手を伸ばして“マック”ユーザーになっていたかもしれません。OSはウィンドウズですけどね。