年の瀬も押し詰まって、今夜もこんな時間。ルーティーンを崩してしまうと、むず痒さが気になって眠れないかも知れません。寝ぼけていたら、ごめんなさいで。
VIPつながりから、今夜はミュアフィールドです。親父のお下がりで手にしている、多分86年前後です。この備忘録を書き始めてすぐには、いろんな細かいことを、なるほどぉ~って、前のめりになりながら、頭がどんどんでかくなって、ささっと書き留めてしまっていますね。それまで、頭のなかでぐるんぐるんしていた、いろんな情報をまとめる意味もあったので、次々にストーリーが出てきたもんです。
この再放送では、落ち着いて、もう一回まとめてみるか、新しい情報を重ねていこうと思うのですが、このミュアフィールド、いまだに使いこなしていないんですね。まぁ、形見ってこともありますけど、なんかこのモデル、こんなもんだって、自身の判断ができないんだなぁ。もともとはサテンの仕上げのはずですけど、ぴかぴかに磨き上げられていて、クロームとまではいかないけど、サテンの粗めの地肌も、だいぶ使い込んだ滑らかな光を放っています。あまり玄関に座り込んで手入れをしていた姿は見たことないけど、なんか手入れしていたんですね。この次のセットはテーラーメイドのインナーキャビティのイレブンでしたから、15年近く使っていたんですね。ま、そんな姿の記憶が自身に無いだけなのかもしれませんけどね。
86年っていうと、社会人になってます。週末は昼近くまで寝てましたから、朝早くからゴルフに出かける親父を見送ったことは無いです。自営業だったんで、日曜日ですね、ほとんど。ただ、お土産には必ず草餅なんかを買ってきていましたし、なんか賞品を広げていました。それから、夜にはマッサージを呼んでいたので、ゴルフへいってきたのはわかりました。家がチンケなビルだったんで、一階まで迎えに行く役目をおおせつかって、面倒だったのはよく覚えています。
んなことはさて置き、これをラウンドに持ち出したのは、まだ一度だけ。同じく相続したホームコースのラウンドです。相続してすぐに、ハンディキャップを取るのにね、ちょっと親父に協力してもらいました。その頃のエースはVIPの復刻版から、ウォルターヘーゲンの61年リバイバルになり、ラムのプロクラシックを使い始めた頃。モデルを連ねてみると、既にこの趣味に入っているような感じですが、使ってみたいモデルがなくて、でも昔あこがれていたモデルが、手の届く範囲で提供されているのに驚愕。プロクラシックを感激しながら、難しいなぁこのモデルは、手作りだからねぇ、やっぱり体で振り切らないといけないのかなぁって、振り回していたときです。
だもんで、何の違和感も無く、普通にラウンドしちゃいました。プロクラシックより、数段易しくボールが上がったし、VIP復刻版の延長のようなイメージで、なんだ親父の使っていたクラブは、易しいんジャン、なんて上っ面の理解をしてしまったものです。
実を言うと、エースモデルだったリストにも、例のウッドブラザースが隠れていて、ミスショットでも届いてしまうし、曲がりもしないって道具に、つまらないなぁを感じていた頃。易しいってのがどうも引っかかっていたんです。打感に特別なものも感じていなかったんで、これを使い倒すために、バックへ入れ替えることは無かったんですね。
丁度いいオフセットもあって、意外と易しいんですよ、このモデル。多くの人がお使いになっていた理由ははっきりしています。マクレガーとしても、売りの戦略と、プロダクトの機能がばっちりあった、起死回生の一発だったんでしょうね。
この趣味の目で、改めて見るようになったのは2Iの提供に出会ってから、ターニークラシックの985や、VIPの復刻版にも2Iは無いかな、って探していたら、出てきてくれたわけです。その頃、名器の系譜を手にしたり、大全科の古いのを引っ張り出して数行のコメントを拾ってみたり。ダイヤモンドバックの不思議なモデルの出自を調べたりしながら、どんどん頭がでっかくなっていたのです。
でも、このミュアフィールドのコメントは既に無く、特に語られているでも無し、自身で資料をつぶさに見ながら、そうなんだぁ、って勝手な理解をし始めた頃です。20周年モデルの角ばったモデルも、結構提供があったところで、手にしてみるかなって価値での提供ではなかったし、アシックスとして提供されていたトニーシェを手元にしてから、そっちへの興味は見事に消え去りました。でも、グリップがかなりやれていたんで、それだけは変えてみました。そのときはまだ手元のモデルの数も少なくて、使うつもりでもいましたし、きっと本当に使えば、やっぱりそう簡単なものではないだろうなとも思っていましたよ。レンジにも持ち出さないなぁ。この備忘録を書かなければ、まだ奥に仕舞ったままだったかも知れません。いいものなんですけどね。
もう何度もラウンドしたから、少しお休みしていていいでしょう、こんな下手くそに使われなくてもねぇ、ってな複雑な気持ちの問題。
暖かくなったら、ホームコースへ持ち出しましょう。単純なこの趣味の道具としてね。