当初の備忘録とは、勿論順番を変えて、なんかテーマ的に続いたらいいっかなぁって思ってます。VIPを続けてみます。
オリジナルのこのモデルは、全く文献には登場する機会の無いボブ・リサフ(Bob Lysaght)というデザイナーが基本設計をし、ニクラウスとの詰めを行なったという資料に行き当たりました。ここにはペナさんが登場しません。今でも、このモデルの評価は高いですよねぇ。復刻版や、年式違いを穴が開くほど観察して、じゃぁ、オリジナルはどうなんだって興味から、待ちに待ったところへやってきたモデルです。
大きな写真にしても、見た目は復刻版と全然変わらないように見えますよね。でも、頭でっかちになって、ホントに細かいところを観察しだした頃です。このモデル、自身の中では、67.5年モデル。実はセル以外、すべて67年モデル仕様って見えてしまうのです、って事はお話しました。でも、もう一回、ソールのMacGregor、Gが大文字。後年のそっくりサンたちと見分ける一つのポイントかな。ニクラウスの文字が大きく、ステップレスのマイクロテーパーシャフト。この硬度表示が、67年はファームとミディアム。手元のモデルはミディアムです。68年には番号表示になるんですね。これでセルが茶色もんだったら、自身には手を出せない価値だったとは思います。
前回のコメントでは、オリジナルではなくて、初期型としています。我ながら上手く言ったもんだ。やっぱり、この後にマクレガーだけじゃなく、クラブ設計の基本にもなっているモデルですから、連綿と続いていくモデルな訳ですよ。
遅かれ早かれ、このマッスルスタイルを誰かが製作したんでしょうが、ニクラウスと、マクレガーってコンビが伝説になったんですよねぇ。別にニクラウスの熱狂的なファンじゃありませんが、こんなに打ちにくいモデルを振り回して、よくもそんなに勝てたもんだと思うのです。
後の復刻版と比較すると、余計に感じるのですが、打ちにくいですよぉ、この初期型は。前と同じコメントかもしれませんが、当時の多くの皆さんが知るVIPっていうと、ほとんどのケースが復刻版。オリジナルも振り回せたわけじゃ無さそうで、見た目のバックデザインで、結構重心が低くて打ちやすそうだね、ってコメントをもらっていたんです。復刻版を使っていた自身は、球が高く上がるだけで、距離が出ないと、なかなか使いこなせていなかったものですから、そんなこと無いやい、難しいんだわい、とひねくれていたものです。
そんな皆さんに、このオリジナルを振ってみていただきたいですね。意外とソールも厚かったりするのですが、ホーゼルの高さが違うだけで、こんなにも性格が変わるもんだって、思い知らせてくれるモデルなんです。手にして見なければ、理解できなかった世界です。
自身の手元では使って何ぼですから、仕舞っておくつもりはありませんが、どうも、その価値云々よりも先に、気持ちのいいスイングができないって事で、頭を抱えるモデルです。やっぱり易しい復刻版に手が伸びます。でも、今度はそこを振り切って、先日の945みたいに、レンジで悩んでいるのと、コースで振り回してみるのと、全然違うかもしれないじゃないですか。
どんなもんなのよ、これは、って感じでラウンドしたことありますが、スコアにならなかった。やっぱりスポットが高いんでしょうね、思いのままにならない道具だと理解したところで、フぅーんって納得した自身がいましたが、この再放送で取り上げることで、やっぱり、これを使いこなしてから、もう少し語れるようになるべきですね。
もう一回ニクラウスの連続写真を見て、頭を動かさず、右足首を内側にねじ込んで、右腰を球から遠ざけるバックスイングから、その腰をボールにぶつけるインパクトへ。それも金属音のするインパクトを目指してみましょうか。
でも、無理だよねぇ、それは。レンジのレッスンプロに言われたとおり、内ももの筋肉を鍛えないと、そんなスイングはできません。スウェーになっちゃうだけ。はい、経験済みですから、わかっているつもりではあります。勘違いしないように頑張ります。伝説のVIPを本当に。理解してみようとしたら、体も鍛えることになりそう。
芸能人と付き合って見ようなんて感覚ですよ。所詮無理な話だけど、可能性がゼロじゃないなんて思い込んで、涙ぐましい努力をするんです。ファンと付き合ったことのアル芸能人なんていないですよねぇ。