この備忘録を始めた頃、まだ自身も慣れていなくて、写真を綺麗に載せる事ができませんでした。今でも急にセンスがよくなったわけではありませんし、カメラも変わったわけではありません。それから、作業の迅速さを考えて、写真のデータもできるだけ小さくしようとしたりしてました。でも、御指摘を受けて、今の程度まで大きくしてみています。

で、初期の頃に写真が小さいままだったやつを、また引っ張り出して、写真を撮りなおし、適度な大きさのデータにして、今一度乗せてみたいと思います。再放送的なものでは面白くないし、これがそのモデルですって、写真だけ載せてコメント無いのもアルバムじゃないし。以前に増して、いろいろと調べた結果とか、また積み重ねたストーリーとか、繰り返しになることも多々あると思うのですが、また掲載していきたいと思います。


いいもの残してくれました!-VIP 1969 step sole
で、手始めにVIPです。導入は半年目と同じですね。このクラブが、初めてラウンドに付き合ってくれたゴルフセットです。ボールをスタートホールから切り裂きまくって、アプローチではボールの体をなしていませんでした。キャディーさんも手伝ってくれて、グリーンに乗せたら、ボールが変えられるからね、もう少し頑張って、ってサポートしてくれました。んで、このセットは、親父から借りたもの。とにかくゴルフを初めてするのに、社会人になってすぐでしたから、自分のセットを買うなんて余裕は無かったもんです。

階段下の納戸の中に2つのキャディーバックがあって、一つ貸してよって持ち出したのがこれだったんですね。今思えば、それは大事にしまってあったものなんです。息子とは言え、価値の分からん初心者によく貸してくれたもんです。本皮のグリップの手入れの方法とか、ラウンドの後はこんな手入れをしろとか、いろいろと世間話風にしっかりとアドバイスをもらっていました。

いいもの残してくれました!-VIP 1969 step sole
その後、自分でセットを買うわけですが、クラシッククラブのブームがやってきて、VIPと称するクラブがとんでもない価値のあるものだと知るんです。さっそく引っ張り出していろいろと調べてみましたが、今と違って、ネットも無ければ、現物を見に行こうとすると、とても敷居の高い、入りにくい店舗にしかありませんでしたから、69年だとわかって、なぁんだになるまで、相当時間がかかりました。

ラウンドするコースのキャディーさんたちには、いいもの使ってるんだから、もっと練習しなさいとか、せっかく来たんだから、このロストで、もう何発か打っちゃいなさい、なんて、面倒を見ていただいたものです。このクラブのおかげで、いろんなプラスアルファのコミュニケーションが生まれていたわけですね。

いいもの残してくれました!-VIP 1969 step sole
この趣味になって、見直してみると、VIPとは言え、ステップソールで、ニクラウスの名前も、マクレガーに変わっています。それに王冠も無い刻印です。既に発売後3年目にして、モデルチェンジしたわけですが、オリジナルを超える評判を呼ぶ事ができなかったみたいですね。でも、初めてのクラブとして、マクレガーというブランド、2Iという番手の存在、今に長く続いている、自身の源流のモデル。レザーのグリップなんか、いまだにとても程度がいいし、傷や凹みはあるものの、これはすべて親父か、自分がつけたものです。感傷的な部分もあると思いますが、このモデルに対する思いは、自身の手元に来て30年弱、我が家の屋根の下に来て45年程度、ずっといるものでしたから、特別なものです。これで今でもラウンドするし、レンジでも使うということも、改めて年月を数えると、すんげぇって思っちゃいます。

いいもの残してくれました!-VIP 1969 step sole
モデルの話をしても、そう面白いネタは新たには出てこないのですが、そのステップソール、使っていても抜けがいいとか、感じたことはないんですねぇ。

バックデザインも、オリジナルのイメージはそのままですが、刻印が小さくなって王冠もなくなったせいか、華やかさにかけます。

ポストに突っ込まれていた水道修理のマグネットシートが、ぺったりとくっつくんで軟鉄製なんでしょうが、どうも、音が軽い。この年式あたりはステンがいくらか入っているんじゃないでしょうか。

フェイスもダイヤモンドスクエアじゃないんですね。ただ、ホーゼルはしっかりと高さがありますし、アドレスして見える景色は、今となればオリジナルのVIPと変わりません。

いいもの残してくれました!-VIP 1969 step sole
ただ、クラシックブームの時も、このモデルは人気が出ませんでしたね。なんとなくオリジナルを手にした後では、わかるような気もします。

このモデルが初めてでしたから、ステップのないシャフト、当たり前だとも思っていました。

それと、どこかのオークションで、このステップソールのバイ・ニクラウスのこのモデルも見た事があります。きっと過渡期的なモデルですが、一般的な評価と、個人の思い入れが全く一致しないのですが、自身にとっては最高にいいものなんですね。まだまだ引っ張り出して、いろんなところを連れまわしてみようと思います。

なんか、改めて写真を撮ってしみじみと観察してみると、とてもモノトーンなモデルの気がするのは、光の加減だけではないような気もするのですが、ま、特に意味はありませんけどね。