いよいよ中身の登場です。入っていたもの、パート1、ベンホーガンの合板ウッド、エイペックスって呼んでいいのかどうかも分からないウッドたちです。いろいろと調べてみたんですけど、思いのほか、ベンホーガンって資料がないんですね。
人については数多の横文字も含めて、いろいろあるんですけど、70年代から以降、道具についてはこんな経緯ですって言うのは、系列だった資料はありませんでした。特に合板ウッドはFWで使ったことがあるとコメントされている先達がいらっしゃる程度。
いまはキャロウェイの傘下になって、アメリカの資料の翻訳版的なHPにアイアンの歴史だけはありますけど、それも日本の実際とはかなり違ってるみたい。
そういや、輸入元が商社でしたものね。一般的にブランドロイヤリティーの低い組織で、ビジネスになるうちは自分たちにお任せくださいってスタンスですが、見通しが立たなくなるとほんじゃあとはご自由にって商売をしてきた企業です。そのくせ、あれは私がやりましたって、むかし天狗さんが多いのも商社の特徴です。組織のせいだと思います。その代わり、ガソリンスタンドで外車を売ったり、小規模な需要に対しても一定のサービス体制を整えたり、商社がビジネスとして継続しているうちは消費者にとっても何かと便利ではありました。
ということで、あとはご自由にのフェーズですから、その頃の資料はなぁんにも残されていません。エイペックスという名前は、アイアンだろうがウッドだろうが、昔から良く知っています。親世代にも、当時の現役仲間世代にも、あぁ、エイペックスねって、認知度は高かったんですが、それを使っていた人、この趣味になった今でも、一緒になったことがありません。何ででしょうね。みぃんながドローを打ちたかったっていうのも事実。フェードで攻めるって認識は最近までなかったですよね。
いろいろな先達のウェッブを見ていると、スピードスロットとか、エイペックスシャフトとか、久津間アイアンとか、いろんなキーワードがたぁくさん出てくるのですが、この合板ウッドについては結局分からず仕舞い。魚人海賊団みたいなマークは、現代に受けがいいみたいですよ。
今回手にした、ホーガンの合板のモデル、これをエイペックスって呼んでいいのでしょうか? 1-3-4-5に加えて、6番ウッドまであるモデルです。例によって、合板モデルであることで、この趣味の皆さんからもそれほど語られることありません。
ちょっとだけ調べた結果ですが、いわゆる変形インサート、スピードスロットの、小ぶりなヘッドたちです。自身がへぇっと感心しきりなのは6番ウッド。ピンアイ2の合板6番をお持ちの方は先日ご一緒しましたが、偶数番号のショートウッドを手にするのは、初めてです。
ま、7番も知らないですけど、ミッドクリークとか、なんか呼び方があるんでしょうかね。この6番ウッドのシャフトはエイペックスの3。たぶん柔らかめなんでしょうね。
合板ヘッドのFWは、あの質量のある目の詰まった塊感が好きなもんですから、印象は悪くないです。それにマクレガーの古いFWと違って、ロフトが立っているせいか、あごの出た左に行きそうな印象もありません。
そういえばホーガンは左に行かせないような工夫があるんですよね、でもミュアフィールドのクリークと比べても、ほんとだぁってアイデアは発見できません。クラウンのベンホーガンの転写マークも、ソールさせてアドレスすると、すごい右下がりで、インサイドアウトの軌道を誘引してますし、ソールさせないで観察しても、フェイスが開いている印象もないですね。かえって、ミュアフィールドのほうが、左を気にしないでひっぱたけそうな印象です。ん~分からん。
それから、これできっと全容がお分かりいただけると思いますが、他のウッドのシャフトはレジェンドの2とシャフトバンドが巻かれています。調べてみると25周年とか、35周年とか、例の商社さんが仕組んだプロモーションモデルのようですが、25周年の78年はソリッドパーシモンですよね。88年も資料によればソリッドパーシモン。これは余ったシャフトバンドを、在庫の合板セットにはっつけて、プロモーションされたモデルかなんて、勘繰っちゃいます。
6番だけはスピードスロット40ってはいっていて、お尻にはエイペックスの転写マーク、別に買い足されたものでしたね。他はスピードスロットだけで、お尻にはカーブドソールってシンボルが入っています。塗装はピアノブラックで、合板であるボディーを隠しているかのよう。
まぁ、この頃の道具選びのコメントには、ボディーの色が薄いほど、素材の良さを示していると思って間違いないとありますから、ダンロップのウィザードなんかと共に、合板モデルとしては定石どおりの作りなんでしょうね。
改めてソリッドパーシモンと合板モデルのシルエットを比較することは、実は意味がないわけですから、このモデルとしての出自はともかく、打ってみてどぉよってところを検証します。
といってもいつものレンジですから、比較するのにウィルソンと並べて見ました。ウィルソンが柔らかい感触なのは、インサートのせいかもしれないって、コメントしていますが、このホーガンはすっごく硬い印象です。
時代的にはっきりすれば分かるのですが、ツーピースの時代とどんな関係なんでしょうか。この硬さは、きっとツーピース最盛期のように感じます。すると、ちょっと時代が新しいことになるんですが…。
6番ウッドは、モダンセットで使っているアダムスのうすぅーいクリークみたいな球筋、ドカンと高く上がって、ぽとりと落ちてくる感じです。180ちょいくらいかな。落ちて止まるんで、クリークの距離とは確実に違う使い方が出来ますね。
肝心のドライバーは、面白い感覚です。この日の調子だと思うのですが、ウィルソンのパーがやたらと気持ち良く当たります。そのままの調子でホーガンを打つと、低い球でスライスしていきます。なんかロフトも立っているようですね。
それならってんで、内外へ振り出して、思いっきり頭を残して、高いドローを狙ってみようかと。あれまぁ、と左へ引っかけか、チ―ピンです。ウィルソンとはフェイスの厚みがだいぶ違って、ホーガンはかなりのシャロー。いろいろやってみて、何球かはこれがこのモデルの球かと思われる球筋が出ましたが、ドライバーに限っては、この趣味的な感覚からは、ロフトの立ったモデルとして扱う必要がありそう。
FWに関しては、良いですね。番手なりの距離をきっちりと出してくれます。確かに自身ではドローと呼びたい、左にふけて行くフックが多いのに対して、癖のなさそうなストレートが飛び出します。
でもこれくらいなら他のモデルとそう変わらないなぁ。この合板モデルでエイペックスを語ってはいけないと思いますが、ドライバーの癖をもう少し研究しないと分かりません。
しかし、今日はウィルソンが良かったなぁ、それになぜだか飛んでたしぃ。思いもよらぬ結果となりました。
でももう一つのアイアンは、こりゃびっくりだったんです。
引っ張ってすいませんが、次回に登場です。