ってあれはプラッシーとリボンシトロンでしたね。王冠集めて送って、海外の使用済み切手の詰め合わせをもらった記憶があります。ってそういうことじゃなく、今回はブラッシー、2番ウッドのお話です。
自身は、親父からもらったVIPのセットにほとんど使われていないブラッシーがありました。
練習場では、ドライバーが打てなくて、ティーアップした、ブラッシーを打っていたことがありました。
それもドライバーの高さのティーアップですから、そこそこ打てたような気になったものです。
道具の進化の中でも、このブラッシーがフェードアウトした背景には、特にボールの進化によって、飛距離が変わったことがあげられると思います。飛ぶようになって、コントロール性も上がって、でも、唯一ゴルフコースはそれに対応してこなかったのです。
全くとはいいませんが、現状の男子プロで、例えばパー5なら700ヤード近くあれば、ブラッシーの存在が必要だったかもしれません。でもいまだに500ちょっとですよね。あの飛距離ならパー4でもいいんじゃないですかね。アマチュアの設定でも同じです。以前はどこかのコースでパー7の600ヤード超えというコースがあったような記憶がありますが、話題だけに終わっているのかなぁ。
そりゃ古いコースほど、今では住宅街に囲まれ、拡張など無理な話です。せいぜいティーインググラウンドを20-30ヤード下げるくらい。クラブも進化して、ドライバーを打ったら、2-3本のウェッジから選択ってラウンドなら、ブラッシーなんかいらないですね。
一時期ジカドラなんて技を使うプロもいましたが、あれこそがブラッシーですよねぇ。ラウンド一回、プロのトーナメントでも風向きによって使わないこともある。14本の中では稼働率の悪いクラブです。
そのブラッシーを今に復活させようって気は全くありません。ただ手持ちの中のブラッシーの活用方法は無いか、考えています。ま、どう考えても、ジカドラの代わりにしかならないんですが、ドライバーやスプーンとどんだけ違うんでしょうか?
手元のモデルは58年のPT1W、60年のSS2W、それに69年のVIPのティーソールです。
PT1Wから見ていきましょう。
黙って渡されたらドライバーと区別がつきません。
そこを近視眼的に見ていくと、まずはフェイスがだいぶシャローになっています。
スコアラインの切り方はだいぶ違うんですね。それから、ライもフラット気味に見えます。
ロフトも違うのでしょうが、フェイスの厚さのせいで、ブラッシーが上を向いているようには見えませんね。
アルミのソールプレートに、もともとのバックウェイトの位置には、違いが無いように見えます。
並べてみて、視覚的に大きく違うのはフックフェイスになっていることですね。
芝の上から打つということで、そんなんなってるんでしょうか。
スプーンとは明らかにサイズが違います。右から1-2-3です。
さらにスプーンはもっとフックフェイスに見えます。
フェイスが上を向いているからか、スプーンはフェイスプログレッションが小さく見えます。
実際には小さくないですけど、上から見た安心感があるっていうのかなぁ。
同じように一本だけ渡されたら、ドライバーと区別つかないままアドレスしそうです。
フェイスのドットの大きさが違いますが、アドレスはいったら、分からないでしょう。
このモデルについて言うと、PT1Wと違って、ドライバーが右に向いているようです。
その分並べてみるとブラッシーはストレートにフェイスが向いています。
フェイスの厚さは、同じように、シャローになっていて、ただし、ソールを見るとブラッシーのほうがプログレッションが大きいようです。
これはPTとは逆ですね。プログレッションというよりは、フェイスの向きの関係かな。
スプーンとは全く同様に明らかにサイズが違い、アドレスで見えるフェイスの広さが違います。
そしてVIPですが、これはシェイプそのものがサイズ感に影響しているようです。
このブラッシーはドライバーだよって渡されると、ちょっとだけ違和感があるかもしれません。
もしかして使ってたからかもしれませんが、お尻の張り出しがドライバーとは違うように見えます。
ティーソールですから、ソールプレートが小さい分、重心調整のためかブラッシーからブラス素材になっています。
ソールからヘッドへのお椀形の立ち上がりが、ドライバーとは明らかに異なり、重心を上げないように、上から見たシルエットを小さく抑えています。
ドライバーはソール近くまでスコアラインが切ってありますが、ブラッシーは、さすがにそんなところは必要ないってところまでです。
この辺りは機能を優先して設計された背景があるのでしょう。
ロフトもあごが出たように見え、ドライバーとは明らかに違う様相です。
スプーンにも同様の流れがあり、上から見たサイズ感は徐々に小さくなっています。フェイスがシャローになっているのはもちろんですが、その横幅もだいぶ小さくなっているようです。ソールを小さくするというだけで、色々なところに影響が出るのですね。
フェイスの向きにはブラッシー独特の傾向があるかと思ったんですが、これだけのモデルでは個体差の範疇ですね。なんともいえません。造り手としては、それほど違いが無いにもかかわらず、個別に仕上げることも億劫な事実がありそうです。
物としての違いは、なんとなく想像の範囲内でしたから、今度は使ってどーなのってとこですよね。どうしたものか、練習場で打ってみたのですが、マットからだと、ジカドラ状態です。低く飛び出して、最後にスライス。んじゃ、狭いとこでのティーショットを想定して、低いティーアップで打ってみます。それはそこそこの飛びを見せますが、スプーンで打つような方向に対する安心感は無いですねぇ。
昔よく言われました、フェアウェイウッドは竹箒で掃くように打ちなさいって。コースで試してみる自信というより、余裕がありませんが、ま、ちょと練習に引っ張り出してみて、もう一度考えて見ます。
ミュアフィールドのスプーンで練習してみるかな。ほぼブラッシーロフトだし、インサートもツーピース対応だしね。この3本はツーピース対応じゃないしぃ、ってしばらくは、なんかやっぱり結論は出そうに無い感じです。

