今日のオリンピック放送は、コマーシャルの入れられる、おいしくて切れ目があってもいいマラソンは民放に、日本放送協会は相変わらず、昨日の録画と、ライブの区別がつかないまま。笑顔が印象的なバトミントンや、口をへの字に結んだままの卓球、大はしゃぎの男子サッカーと、それなりの週末の盛り上がりを見せています。そんな中でも、手元に残ったいいものの背景を探る、テレビ東京のような自身の備忘録、今日もはじめてみたいと思います。
30年近く続いていたマクレガー傘下でのトミーアーマーブランドですが、60年代中ごろには、マクレガーを離脱します。契約問題とか、株主問題とか、企業組織の中では色々あったんでしょうが、よくある売りに出されてきた企業の常として、詳細な歴史は残されてはいません。勝手な想像で、ブランズウィックの方針に適合しなくなったブランドとして、放り出されてしまったような観察の出来るもの達が、今でも残っています。
現在でもトミーアーマーブランドは健在のようですが、マクレガーから離れて、ノースウェスタンのモデルにその名前を見たこともありますが、pgaのブランドで当時復活したように見えました。
985の次のモデルとして986というモデル名で、ほぼアイアンマスターと同じシェイプのアイアンが出ていたこともありましたね。他にも何とかスコットとか、結構マクレガー時代のものをリファインしていたように見えます。
その流れで、手元にいるのがこのウェッジ2本です。マクレガー時代の伝統の通り、11番とサンドアイアンと刻印された、オリジナルターニーブレードの流れにあるモデルです。シルバースコット・コレクターの刻印とレコード番号が刻印されています。11番が3511で、サンドアインアンが3599となっています。
マクレガーのDSの位置にあるモデルもあるのかもしれませんが、フェイスの顔つきなんかは、オリジナルターニーブレード(真中です)のしゃもじ型そっくり。ついでに、セルなんかも65-66年の最後のマクレガーブランドで出されたシルバ-スコットと同じデザインになっています。
左からpga11番、オリジナルターニーブレードの156、pgaサンドアイアンに、65年のシルバースコット915の9番です。
大手の傘下から脱サラしてみたものの、以前はあそこの会社にいたんですって言うメッセージバリバリ、それだけロイヤルユーザーがいたのも事実でしょう。
マクレガー最後の985復刻版と、そのユーザーの力を借りて、うまく足掛かりを作ったようです。ちょっとトニーペナと一緒に見える時期があって、変わったものも出てきてはいましたね。
でも、多くの人がご記憶だと思いますが、ピンやリンクスに続いて、845シリーズのアイアン、それとウッド、シルバースコットのモデル名で一時期幅を利かせましたね。自身もホントについ最近まで、御徒町で買ったモデルのバッフィー(実はクリ-クかも)を20年近く使っていました。
今でも845シリーズ、連綿と続いています。エボ25とか70とか、なんか三浦技研も絡んでいるらしいじゃないですか。脱サラして、洋食屋でもないし、居酒屋でもなく、ちょっと専門性のある、お好み焼き屋になりましたって感じがしませんか? モダン焼きはあるけど、もんじゃはやりませんみたいなね。
をかなり意識して造られているだけあって、バランスは重く、でもヘッドは大きく、変に小手先を使わないアプローチにはいい感じです。
それにしてもバックデザインはモダンに進化していますが、刻印はホントにそっくり意匠を引き継いでいます。
オリジナルのターニーブレードの156と比較してみると、こちらのほうがホーゼル、長いですね。
マクレガーのDSと違って、普通にアドレスしてもヘッドはゴロンと返りません。バンスはしっかりついていますが、機能としての削りはだいぶモダンになっているようです。
ついでに、845のこのウッド、手元にあるのは18度のバッフィー(やっぱりクリークって言わなきゃダメですか)ですが、ちょっとだけ流行った、下駄履きソールってやつで、その下駄が飛び出していないものです。
結構売り場面積を占めていましたし、845Sのアイアンは、豊田紡績の造るクルマ規模的なピン、日産機織規模的なリンクスに続く、東洋工業的な位置にいたと思います。
大手の傘下から離脱して、ここまで地位回復したんですから、さすがなもんです。今でも郊外店へ行くと、カジュアルな位置に安定しているトミーアーマーのモデルたちがいるみたいです。企業としてはラムなんかも傘下に入れて、自分のブランドの強みを生かしましたね。
手元にあるのはその再起の足掛かりモデルでしたが、豚玉を食べたかったら、あの親父の店にいって食べるんだっていうユーザー繋ぎ止める役目を果たしたみたい。
途中でポパイ餃子とか、明太子チーズとかもならべてみたけど、845エボで居酒屋チェーンからの誘いがあったにもかかわらず、対等の提携にとどめて、身の丈にあった存続を続けている。
そんな背景をまたまた勝手に作り上げているのでした。

