いいもの残してくれました!-2I 01
自身がゴルフを始めた頃から、既に2Iは珍しい存在です。いろんな趣味趣向をお持ちの方でも、モダンロフトのモデルをお使いなら、2I14本の中には呼び込まれることはないでしょうね。ゼロ番アイアンなんて言うのが、最近ちょいと話題になった記憶もありますが、今や3Iすらオリジナルセットに含まれないのは、ご存知の通りです。

どうして、なんでぇ。そりゃ、なんていっても、難しいし、簡単なクリークがあれば同じような距離だし、PS入れたら14本に収まらないし、理由は明白ですよね。でも、いつも思うことがあるんです。モダンクラブが、超ストロングロフトになった時、7Iと刻まれている、ほとんど6Iか、時代とモノによっては5Iのロフトに飛びついてしまったのは、私たちなんですよね。今やそれが常識となっているので、正しい方向だったんでしょうが、手持ちの2Iたちを眺めていると、たまにこんな風に思ってしまうんです。

今となっては大笑いですが、当時は一部にメートル表示のコース(ほんとにあったんですって)が残っていて、ヤードと勘違いして3ホール、頭を抱えて回ったことがありました。それがVIPの復刻版だったんで、余計にクラシックロフトなんだよねぇと痛感してしまった事もあります。

いままで記してきたモデルたちの多くは、2Iも揃うように努力してきましたが、当時は同じモデルを探す事が難しく、別に2Iを見つけてはバックに挿すようにしていました。気軽な工房などなかった時代です。オリジナルの設計や、職人さんの仕上げを崩すような調整をすることなく、仲間に置いていかれないように考えた結果だと思っています。


いいもの残してくれました!-2I 05
当時、生き残っていた2Iはやっぱりディスカウントショップの単品アイアンの筒。並行輸入のセットからはずされたと思わしき、硬いシャフトのモデルが、結構なお値段でありました。でもみんな当時の最新モデルなんで、オフセットのすごいキャビティーなんですよね。それでも、写真のようにいくつか手にしています。でもこれ、いまだに一度も会心の当たりをした記憶はありません。



いいもの残してくれました!-2I 03

ただ、カーボンアイアンのエアロナ2I、実は親父にもらったんですが、良かった記憶があります。たらこの総称でちょっとだけはやりましたが、1Iからありましたね。

仲間内のコンペでも、豪華な賞品が提供されていた時代。テレビも欲しいし、プール付きシティーホテルの宿泊券や、お米とか、家族に自慢できるものを持って帰りたい欲で、詰まらんことを考えていました。って言うのは、簡単なこと、ミドルホール(パー4って言わなきゃいけないんですかね、今は)では、ティーグラウンドに表示のある距離を2で割ります。で、得意なアイアン、5Iのフルスイングの距離と比較して、最後のアプローチの距離を計算します。それからコースに目をやって、トラップの位置を確認します。よほどのコースでない限り、ティーショットのトラップは避けられますし、上手くコース設計の穴を狙える3オン1パット計画。5Iのティーショットは、ディポットのない綺麗なフェアウェイでセカンドを打つことが出来ますし、どうせ届かないという気概で、力も抜けるし。



いいもの残してくれました!-2I 07

この5Iの代わりに、このカーボンアイアンを使ったら、実は今も更新できない自身のベストを出してしまったのです。このときは短くて、狭いコースだった事もあり、セカンドが転がって、花道から乗っちゃいました。


いいもの残してくれました!-2I 06

ロングホール(パー5って言わなきゃいけないんですよね)は3で割ればいいし、短ければミドルの要領で。ということで、ドライバーを使わないでラウンドすると、スコアがまとまってしまったのです。当時は喜んでいましたが、すっごく詰まらないラウンドになりますよね。逆にドライバーがいい時って、アイアンが決まらないものでした。それも消化不良のラウンドですよね。


実は昨日も散々でした。ドライバーの横っ飛びの病気がラウンド中、全く治まらず、モダンドライバーだったのですが、ほぼ全ホールワンペナ、出だしの3ホールではローカルルールが分からず、OB扱いで打ち直していましたが、それも全部右へのバナナスライス。フルーツパフェかバナナジュース状態でした。後でやっと特設ティーの存在を知りましたが、でも、ジュースみたいにウマクないです、これは。何とかせねば…。




いいもの残してくれました!-2I 04
昨日はそんなんで、全く余裕がなくて、ターニーのR58を持っていきましたが、2Iの出番はありませんでした。いつもなら、林の中から右足の前において、フォローを一切取らずにそこで止めるうち方で、転がして180狙うとか、後ろのないグリーン狙いで、花道使いの200位をチョイフェード、いや、勝手にフェードで狙うとか。クリークの止まってしまう球とのすみわけをして、使ってみてます。あとは200を超えるショート、じゃなくってパー3ですか。今男子プロなら200を越えても、6Iとか5Iなんですね。別世界の話です。

まぁ、2Iへのこだわりってのが、そんな風にあって、この趣味にのめり込んでいくと、今度はほとんどのセットで2Iだけは状態が良かったりするじゃないですか。中には、完全にバックから抜いておかれたもの、どうしようもない程度の事もありますが、自身の買い足した2本も、ほとんど使われずに、綺麗に残っています。

見てくれで判断してしまっては本質を失いかねませんが、突拍子もない話、現代の企業組織で定年間近のおじさんを、何億ものビジネスをする若手が、あの人何って目で見てる。でも嘱託で相談室に移ったおじさんの顔の広さや、見識の深さに、助けられていることを知らない。このおじさん、2Iなんです。老兵の天寿は、まだまだこれからです。

結局、ゴルフの楽しみ方って、プロなら目的はひとつですが、アマチュアには人それぞれって事なんですよね。昨日だって、それなりに楽しかったですから。負け惜しみでしかありませんが、いいスコアの出たラウンドって、早く終わっちゃうし、一つ一つのショットをあんまり考えた記憶がないし、って、いいスコア出たときに、また考えましょう。