中華といっても辛いもんは苦手なんで、脂っこい広東ばかりお出ししてきましたよね。ちょっと油を流していただく意味で、前回のちょっと濃かったかもしれない麦茶のあと、ウーロン茶をお出しします。


いいもの残してくれました!-R58 01
ここに取り上げるモデルはターニーMTR58モデルです。自身にとっては現役当時のたくさんのイメージ満載のモデルです。経験からの私見ではありますが、お上手な方が、R55から5865とか68を使ってらっしゃいましたよね。その後の皆さんは押しなべて本間に移っていったのを目にしています。クラブとしては派手なところも無い、真面目な印象です。御徒町の日焼けした店員さんなんかが、マクレガーってと解説するほとんどの場合が、このシリーズでした。


すごくスコアに対して真面目な方々が多く、コースでご一緒すると、ちょっと緊張させられてしまうタイプ。とても高い集中力の方々でした。自身は今も、何も変わってはいないつもりで、一日が楽しければ幸せなタイプですので、すいませんが、ご一緒したときは、ちょっと疲れちゃうことが多かったですね。ブランドロイヤリティーも高い皆さんで、持っているウィンドブレーカーは、必ずお使いのクラブのブランドのロゴ入りって言う印象もありました。


いいもの残してくれました!-R58 04
手元に来たのは、そんな皆さんに使われたものではなさそうです。いくつかの番手には石打の跡がありますが、ウェッジは綺麗なままです。

お上手な皆さんて、コースなんかでは、ところ構わずウェッジのバンスをバンバン打ち込んで、ショットのイメージ作ってらっしゃいましたよね。使っていればもちろん、傷だらけになるんですが、当時の親父の商店街仲間とご一緒したとき、買ったばかりのクラシック985のウェッジをひょいと抜いて、スタートハウス前のコンクリの上で、バンバンされてしまったことがあります。えっっ!と思いましたが、コメントも無くそのままぽんと返されました。


まぁ、当時のゴルフをする方って、こんなメンタルの方はたくさんいましたよねぇ。一度メンバーさんと回ったとき、何でこんな簡単なことを君は出来ないんだ、引き戸を両手で開けるようにすればいいんだ!っとキレられたこともあります。一緒にいた年配のゴルフ仲間がガン飛ばしてみましたが、キャディーさんにごめんねぇって謝られて、抑えてみました。皆さんいい反面教師でした、ご教授ありがとうございます。


最低限のマナーは後進に案内する必要があると思いますが、行き過ぎは良くないですよねぇ。タオルは首や腰から提げてはいけないとか、年少が最後までピンフラッグを持つとか、グリーンのボールマークはパット前、スパイクマークはパットの後、ティーグラウンドは前に下りないなどなど、たぁくさん教えていただきましたが、いくつ伝えられているかなぁ…。


反面教師の皆さんは、マクレガーを使っていた人ってことじゃないですから、誤解なきようにお願いします。今のゴルフ事情とは全然違っていたって事でご理解くださいね。


いいもの残してくれました!-R58 06
さて、このR58、横島由一プロの愛用モデルだったようです。92年の大全科を見るとスーパーターニーM95Rの広告の大前面に出てはいますが、記事中にあるプロのお道具拝見では、このR58で登場されています。

ドライバーにはクラシックのM85が鎮座していて、フレックスがXのグラファイトが挿してあるとの事、記事のコメントには4050万の値打ちはあるってあります。復刻版入れて再現してみました。

体調を壊されて大変な苦労をなさったようですが、ツアーでも何勝かあげ、シニアでもご活躍の時期があったようです、詳しくは分かりませんが、無類の人柄の良さとあります。JGTOの運営サイドに回られたり、太平洋の美野里で支配人をされたり、レッスン本を出されたり、また自身のクラブもプロデゥースされた形跡がネットにあります。当時のマクレガーをイメージさせる、真面目で一生懸命なイメージそのままの人なんですね。


いいもの残してくれました!-R58 02
話を戻してみます。こんなに程度のいいセットですから、きっとお上手な方にアドバイスを受けて購入された初心者が使えずに保管されていたものでしょう。当時の流行が見事に実現されているクラブです。

シャフトバンドはありませんが(初心者って、剥がしちゃうんですよね)、ブランズウィックのスタンプがあるので、プレシジョンのFMに間違いないですね。グリップはロイヤルグリップ。メーカー出荷品のグリップはことごとくロイヤルグリップになった時代です。今のツアーベルベットと同じですね。仕上げはサテンで、バックデザインは、やっぱり強いて言って、V.I.P.の流れ。ソール側の23にウェイトを集中し、薄いイメージはありませんが、トップは綺麗に仕上げられています。

当時モノとしてはヒールが高いそうですが、まぁ、いい顔してるって感じかなぁ。


いいもの残してくれました!-R58 05
これは今までのモデルよりは、フェイスの真中で打たないと番手通りの距離が出ません。ヒール寄りで打っていると、ほぼ5ヤードから10ヤード短くなります。これ、最近分かったんですけどね、あまり使われていないんで、やっぱりボール跡がつくんですよ。で、今の飛んだじゃんてぇのが、ほぼフェイスの真中。これ分かっただけで、またなるほど~、ってことになるんですねぇ。


だからかも知れませんが、インテンショナルな球が打ちやすい感じがします。表情は豊かではありませんが、スタンダードなモデルです。


有名私立中学に受かったメガネっこが、1年の体育の授業で、バスケットボールの対抗試合にレギュラー選出されたみたいなぁ。キャプテンじゃないんですけど、そんな存在ですね。


遊び盛りに受験勉強してきたから、頭も良いし、運動も伸び盛り。でも、遊び方に、まだぎこちなさのある真面目っこですか。


やっぱりウーロン茶じゃなくて、少し癖のあるジャスミンティーになっちゃいました。香りを楽しんでください。