ふるさと蒲原は面白い | 神戸ときどき三田

ふるさと蒲原は面白い

このブログでは今まで、奈良や都祁などの優れた自然や文化を取り上げてきましたが、それぞれの地域にはそれぞれの歩みがあり、優劣をつけることはできません。


私が生まれた新潟県燕市を含む蒲原地方も、そこにしかない自然、文化を持っていて、いくら今、奈良が大好きだといっても、奈良よりこの地域が劣っていると思ったことはありません。


と、前置きした上で、昨日、蒲原地方の名所をいくつか訪ねたレポートをしたいと思います。


まずは、開山1300年を迎えた国上寺(燕市分水地区)
奈良逍遙-9.19(8)

ここの開山が平城京遷都より1年早かったというのは驚きです(^∇^)

記念の秘仏公開が行われていました。公開は30年ぶりだそうです。

上杉謙信奉納の絵、上杉景勝や直江兼続の書状など、『天地人』ゆかりの人物関連史料もありました。


小さいころの遊び場だった国上寺が、長い歴史の上にあったお寺だということを再認識しました。

お寺から石段を降りていくと・・・
ここは五合庵
奈良逍遙-9.19(7)

清貧の人として名高い歌人・良寛和尚が住んでいたところとして有名です。



国上寺から新潟市へ向かいます。

ここは新潟市南区。かつて月潟村だったところです。

新潟市と燕市を結ぶ新潟交通線という鉄道があったのですが、燕側から順次廃線となりました。


奈良逍遙-9.20(2)

商店街があります。

しかし、川船がなくなり、鉄道が廃線になったあとは寂れてしまったそうです。



下の写真のとおり、月潟駅跡地に新潟交通線の車両が保存されています。
奈良逍遙-9.20(6)

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駅舎も保存されており、展示スペースとなってました。

この鉄道、新潟市内の区間は新潟県唯一の路面電車だったので、廃線が惜しまれます(>_<)

乗ったことがなかったので、一度は乗っておけばよかった・・・


何といっても、ここで有名なのは角兵衛獅子

昔、この地域が貧しい農村だったころ、自分の食い扶持を稼げない子供は、角兵衛獅子に弟子に出され、芸をこなして諸国を行脚していたのでした。


戦後、児童虐待だとしてこの角兵衛獅子は廃止されました。

以来、貴重な文化として地元中学生に指導を行い、継承しています。

ちなみに、私の祖父も戦災孤児ですから、手をさしのべる人がいなかったら、場合によっては角兵衛獅子に出されていたことも考えられます。


美空ひばりが歌った『越後獅子の唄』は、角兵衛獅子になった孤児の悲しさを伝えています。

月潟駅跡に歌碑が建っています。
奈良逍遙-9.20(4)


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名曲の歌碑が建てられ新潟交通線の車両が残る線路には、コスモスが咲いていました。


最後は新潟市江南区の北方文化博物館へ。

江戸期の豪農・伊藤家の住宅を博物館として公開しています。
奈良逍遙-9.20(1)
全国有数の農村地帯・蒲原地方の歴史を伝えます。


地元・蒲原を歩いて、改めて自分のふるさとを誇らしく感じました('-^*)/