またしてもだけど、茂木健一郎さんのブログを覗いてたら、
面白いものを見つけた。
「dictionary」というフリーペーパー上での対談だったらしいんだけど、
レオス・カラックスさんっていう映画監督(・・・なのかな)との対談についてだった。
残念ながら彼の作品を知らないんだけど、
「汚れた血」・・・今度見てみようかな、と思います。
で、何が興味深かったかって言うと、
彼の発言らしい、
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『人々が秩序に無意識に従順になり、
一方で大いなる恐怖を抱くことで、
世界はどんどん幼稚化している。』
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というところ。
一度読んだだけだと、一瞬、
「???」って思うんだけど、
2回以上読むと、何を言ってんだかようやくわかる。
読もう、読もう、と思いながら未だに読んでいない、
ジョージ・オーウェルの「1984年」、
その当時のたしか、
スターリンの体制か何かを描いてるって言われてると思うんだけど、
あらすじを読んだだけの私だけど、
どうも私には、この本は、「今」の話のように思うんだ。
そこには、世界的支配者がいて、
彼らは日々、
どうやって大衆の知能を下げ、
どうやって効率よく搾取するかってのを考えている。
その過程で
読書の習慣や、
思考能力を下げていく。(・・・日本、まんまじゃん?)
そうすると、人々は考えずに、
支配者の意のままに動く家畜のようになっていく。
って。
ね。
このカラックスさんの発言は、
なんだか、この考えのど真ん中を射ているように思えるんだ。
それからどうも、「汚れた血」はフランス映画らしい。
ってことは、カラックスさんもフランス人かしら?
なんか、フランス人って、
物事の後ろで動いてるものを見るのが、得意みたい?
それが、政治的なものであれ、
個人の心理的なものであれ、
やっぱ、フランス映画、見よ~。
面白そうだわ。
あ、1984年も買ってこよ~。
やっぱし、読みたいわ。
最後に、いくら世界の支配者がどうこう仕組んだところで、
そこに大衆の望むものがなければ、
なんの効果もありません。(・・・と思います。)
・・・つまり、きっと、今の人々は、
考えたくなくて、
何も見たくなくて、
何も聞きたくなくて、
何も発言したくなくて、
・・・日光東照宮で。
搾取されたくないと思いながらも、
その体制に逆らうのが面倒で、
つまり、搾取されることを受け入れているわけだ。
もっと言っちゃえば、搾取されたいんだ。
世界は僕らが望む方向にしか動かないみたい。
だとしたら、これから、世界が不幸のどん底に落ちて行こうとも、
それは、「誰か」がやったことではなく、
「僕ら」がやったことなんだ。
だから、すべてを受け入れよう。
・・・・・・でも、やっぱ何か行動を起こそう。
「家畜」になりたくないのなら。
未来を「動物農場」にしたくないのなら。
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