「世界は幼稚化している」 | 熊子の部屋

熊子の部屋

イギリスにしばらく留学していた人間のブログ。

またしてもだけど、茂木健一郎さんのブログを覗いてたら、

面白いものを見つけた。



「dictionary」というフリーペーパー上での対談だったらしいんだけど、

レオス・カラックスさんっていう映画監督(・・・なのかな)との対談についてだった。



残念ながら彼の作品を知らないんだけど、

「汚れた血」・・・今度見てみようかな、と思います。



で、何が興味深かったかって言うと、

彼の発言らしい、


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『人々が秩序に無意識に従順になり、

一方で大いなる恐怖を抱くことで、

世界はどんどん幼稚化している。』


***********

というところ。


一度読んだだけだと、一瞬、

「???」って思うんだけど、

2回以上読むと、何を言ってんだかようやくわかる。



読もう、読もう、と思いながら未だに読んでいない、

ジョージ・オーウェルの「1984年」、

その当時のたしか、

スターリンの体制か何かを描いてるって言われてると思うんだけど、

あらすじを読んだだけの私だけど、

どうも私には、この本は、「今」の話のように思うんだ。


そこには、世界的支配者がいて、

彼らは日々、

どうやって大衆の知能を下げ、

どうやって効率よく搾取するかってのを考えている。

その過程で

読書の習慣や、

思考能力を下げていく。(・・・日本、まんまじゃん?)

そうすると、人々は考えずに、

支配者の意のままに動く家畜のようになっていく。


って。


ね。


このカラックスさんの発言は、

なんだか、この考えのど真ん中を射ているように思えるんだ。



それからどうも、「汚れた血」はフランス映画らしい。

ってことは、カラックスさんもフランス人かしら?



なんか、フランス人って、

物事の後ろで動いてるものを見るのが、得意みたい?

それが、政治的なものであれ、

個人の心理的なものであれ、


やっぱ、フランス映画、見よ~。

面白そうだわ。



あ、1984年も買ってこよ~。

やっぱし、読みたいわ。



最後に、いくら世界の支配者がどうこう仕組んだところで、

そこに大衆の望むものがなければ、

なんの効果もありません。(・・・と思います。)


・・・つまり、きっと、今の人々は、

考えたくなくて、

何も見たくなくて、

何も聞きたくなくて、

何も発言したくなくて、

・・・日光東照宮で。

搾取されたくないと思いながらも、

その体制に逆らうのが面倒で、

つまり、搾取されることを受け入れているわけだ。

もっと言っちゃえば、搾取されたいんだ。



世界は僕らが望む方向にしか動かないみたい。

だとしたら、これから、世界が不幸のどん底に落ちて行こうとも、

それは、「誰か」がやったことではなく、

「僕ら」がやったことなんだ。


だから、すべてを受け入れよう。



・・・・・・でも、やっぱ何か行動を起こそう。

「家畜」になりたくないのなら。

未来を「動物農場」にしたくないのなら。


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