第15話 隊長に何が起こったか(その1) | Gangbear Official Blog

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第15話 隊長に何が起こったか(その1)

自分、マコト・マノラスは富裕市民の家に生まれ、あの日までは快適に暮らしていた。

自分の人生を変えたのは14歳の誕生日の夜だった。荘園で使っていた奴隷が反乱を起こした。自分以外の一族の者は自分を地下室に閉じ込めたあと交戦したが皆、奴隷に惨殺された。

地下室の扉の隙間からおびただしい量の血が流れてきたのを見て、自分は何が起きたのかを悟った。そして、悲しみと無力感だけが自分の中に残り、その他の感情はその日を最後に消えてしまった。

すべてを失った自分は軍に身を寄せた。14歳の誕生日以降で市民なら帝国軍に入隊できる。自分は力が欲しかった。それだけだ。

自分は他の誰よりも訓練に励んだ。ゲール人の教官に弾き飛ばされても剣を拾い、起き上がった。自分に武術の才能が無いのはわかっていた。だが才能は努力で補えると信じていた。

15歳で十人長になった自分は17歳で十騎長を任された。異例の出世だと周りから言われたが、他の誰よりも自分は多くの敵を打ち倒してきたつもりだ。特に逃亡奴隷はその場で即座に斬り殺した。

帝国の敵が自分の敵だと考え始めたのは19歳の時、百人長に昇進してからだ。百人長に昇進してから初めて、本当の戦争を知った。ゲール人の大軍勢が槍を構えた自分の重装歩兵隊に突進してくる。兵士は身震いし、中には逃げ出そうとする者もいた。

自分は逃げ出そうとする兵士を容赦なくぶん殴り、陣形を維持した。ゲール人の突進を食い止めた部隊は自分の部隊だけだった。自分の後ろに構えていた軽歩兵隊と軽騎兵隊は崩壊した戦線の維持のため、移動した。(つづく)

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コスタリカ!<今の心境を綴った一言

基礎力パないっす。我流の他国の選手に比べるとやるべきことを常に理解している恐るべきチームです。ただし、規格外のアフリカパワーに出会った時どうなるか楽しみです<コスタリカ