第12話 屈辱と反撃 | Gangbear Official Blog

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俺は俺の家で奴隷がやらされていた労働を強いられた。這いつくばって床を磨き、汚れた便器を主人の気が済むまで磨かされた。最後にはその便器を舐めることまで要求された

ルスラント貴族は吐くまで火酒を飲む。吐瀉物を片付けるのは奴隷の仕事だ。吐き出された汚物の悪臭に耐えながら俺は主人が満足するまで床を磨かされた。
こんな生活が3年間続いた。俺のプライドはズタズタに引き裂かれ、精神は完全に奴隷の物になってしまう寸前にまで至っていた。

俺は貴族として死ぬことを選んだ。俺は主人のシミター(偃月刀)を手に取ると、火酒に酔って眠っている主人の首を切り落とし、何度もシミターでその胴体を切り裂いた。

俺は生き延びるため、強盗殺人を繰り返すしかなかった。俺はルスラント人を殺すとき、必ず女子供も殺してきた。怯えきったルスラント人を斬り殺すことでしか、俺の自尊心は維持できなかった。

そのうち、生き延びるためでなく、帝国貴族としてのプライドを保つために俺は人を殺すようになった。命乞いする相手を斬り殺す快感に俺は酔いしれ、次の獲物を探しさまよった。

そして、罪に罪を重ねた俺が帝国領にたどり着いたのは冬の訪れと同時だった。

当初10万人の将兵がいた帝国軍第6軍団で帝国に帰還したものはたったの5千人だった。

一度殺しの快楽を覚えてしまった俺はすぐに帝国軍に復帰した。俺はいつか、犯した罪の報いを受けるのだろう。

だがその日まで、俺が帝国貴族としての誇りを維持するために殺戮を繰り返すことだけは確かだ。それが俺の血塗られた人生なのだから。(つづく)
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日本中のサッカーサポーターを敵に渡しかねない……

これからスペイン対チリですね。テレビにタイマーかけといたらいきなり叩き起こされました。

負けられない戦いをみることにします。