第101話 サンシャインブリンガーズ
東の国が闇に覆われている中、レイソル傭兵団の精鋭を集めて太陽神の聖堂騎士3人からなるサンシャインブリンガーズが結成された。彼らの任務はいたって簡単だった。150年前の戦乱でレイソルが失った東西の光のルーンを取り返すのが彼らに与えられた任務だった。アルディージャの勇者が受け取ったのと同じルーン回収道具を手に入れたレイソルのサンシャインブリンガーズはアルディージャの勇者を追った。
しかし、暗闇の中でパンゾー・リヴァローラが軍馬で誰かをはねてしまった。パンゾーが安否を確認しに行くと、丸太の影に潜んでいた追いはぎにパンゾーは剣を突きつけられた。剣をポールアーム(竿状武器)で受け止めたパンゾーは剣を跳ね除けた。
タダナリ・ハヴィエル・タピアとミノル・ルイス・アルヴァレスは自分たちを弓で狙っているものが茂みにいることに気づいていた。タダナリとミノルは茂みを急襲した。タダナリは槍で追いはぎを一撃で刺し殺し、ミノルも追いはぎに重傷を負わせた。
パンゾーはリーチの長いポールアームで地面に倒れてはねられたふりをしていた追いはぎを突き殺した。茂みの奥深くに潜んでいた追いはぎ1人が剣でタダナリに斬りかかった。しかし、装備のよいタダナリには掠りもしなかった。
追いはぎ2人は走って逃げだした。タダナリとミノル、パンゾーは軍馬にとび乗り逃げた2人を追った。追いはぎのアジトは街道筋の集落だった。一行は集落の入り口で馬から降りた。
「我々はレイソルの者だ。追いはぎを匿った者も同罪に処す。追いはぎをこちらに引き渡せ」タダナリが言った。しかし、返事がない。ミノルとパンゾーは村人の死体が家屋の影に隠されているのを見逃さなかった。
「あと1分以内に出てこないと村に火を放つ」ミノルが言った。憑かれたような目で追いはぎ17人が剣を片手に家屋から出てきて3人を囲んだ。
「ちょっとヤバくね?」ミノルがタダナリに言った。
「相手は雑魚だ。臆病風に吹かれたか?」タダナリが言った。追いはぎの稚拙な攻撃を3人は左右に受け流した。ミノルは追いはぎを剣で斬り殺し、タダナリは槍で追いはぎの胸を突いて仕留め、パンゾーのポールアームでの会心の一撃は相手の首から後頭部に抜けた。即死だった。ギリギリまで追いつめられた追いはぎは反撃したがタダナリとミノルは盾で巧みに攻撃を受け流し、パンゾーはポールアームの長竿を盾代わりに相手の攻撃を受け流した。(つづく)