バーツ高進行、観光業者への悪影響は限定的
国内旅行業協会によると、急激なバーツ高がタイ観光業界に及ぼす影響は
依然、限定的だ。
同協会のユタチャイ会長は、「バーツ高にもかかわらず外国人旅行者の数が
増加しているため、今のところ経営困難に陥るような業者はいないもよう」
とコメント。
ただ、新たに国外旅行を扱う業者は現れ始めていると、
「1米ドル=28バーツまで進めば事態は悪化する。
タイ中央銀行(BOT)は、輸出業者同様に観光業界にも注意を払ってほしい」
とくぎを刺した。
今回のバーツ高で、海外パッケージ旅行の価格は通常より7%から12%値下がりし、
タイ人の国外旅行ブームを促している。
3月の海外旅行者数は、前年同月比27%増の72万人を記録、4月においては30%増と
なる見込みだという。
国外旅行が増えている原因について、ユタチャイ会長は、「好景気と政局安定の
影響も大きい」と指摘している。 (バンコク週報の記事より)