航空最大手、競合他社に業務提携を打診
タイ国際航空(THAI)は、競合する格安航空最大手タイ・エアアジアと
初会談に臨み、コードシェア便の運航を含めた今後の業務提携について独自の
提案を伝えた。
創業53年、タイを代表するフラッグキャリアと、近年急成長を遂げている
格安航空会社の代表同士が直接対談するのは、業界でも過去に例がなく
大きな注目を集めた。
THAIのソラジャック・カセムスワン社長が、タイ・エアアジアの
トニー・フェルナンデス代表に提案した内容は、コードシェア提携のほか、
民間航空会社バンコクエアウェイズとのパイロット育成開発、THAIとの
共同航空機メンテナンスなどでだった。
だが、競合相手に急接近したソラジャック社長の手法に、THAI社内保守派から
強い反発も出ている。
ある幹部は、「タイ・エアアジアには相当な国内線シェアを奪われており、
THAIは深い傷を負った。古参幹部の中には憎きライバルとの業務提携を
忌々しく感じ、12年10月に就任したばかりの新社長の行動を、受け入れがたく
思うものも多い。プライドが許さないようだ」と述べた。
(バンコク週報の記事より)