ラーマ5世はチュラローンコーン王。
タイの近代化改革を進め、中央集権型の省庁再編をし、
地方分権的な地方統治制度をバンコク中心に制度を変更。
官僚養成のための王立学校を作った。これはタイ初の近代的学校である。
今のチュラローンコーン大学の元祖。
いろいろ改革を進めるにあたって専門知識を持つ外国人を雇用した。
この時期西欧諸国(イギリスやフランスなど)は東南アジアの国を
植民地化しようという動きがあった。
バンコクを中心に地方へ放射線状に広がる鉄道網を作り、地方の産品を
商品化し流通させた。
不平等条約(バウリング条約)をアメリカ人の援助を得て改正したが
国の領地およそ半分に縮小された。