創業者孫のひき逃げ事件、レッドブル販売に悪影響も
世界中で人気のエナジードリンク「レッドブル」創業者の孫が、警察官を
高級スポーツカーではねて死亡させた事件で、有識者らが、今後数カ月間は
商品の売り上げに影響するだろうと予測している。
あるタクシー運転手の男性は、「容疑者がきちんと誠意をみせるまでレッドブルは
飲まない。愛着が湧かなくなった」とし、代わりにM150やカラバオデーンなど
競合他社の飲料を買うと話している。
事件については既に容疑者の父親が公の場で謝罪、犠牲者に慰謝料を支払うと
申し出ているが、「すぐに負のイメージが払拭されるわけではない」という声が強い。
これについて広告代理店の幹部は、「同族経営の商品は、そのブランドイメージが一族と
密接にリンクしているのが特徴。企業として公式に謝罪文を発表すべき」と提言したほか、
ブログやソーシャルネットワーキングなどにより悪評が素早く広がる可能性も高いと
指摘している。
一方、タイマネージメント協会諮問委員会の幹部は、「レッドブル愛飲者の層は、70%が
肉体労働者。ソーシャルメディアの影響は少ないだろう」と分析。
さらに、「タイ国民は物事を忘れやすく、事件についても容疑者をすぐに許す傾向が強い」と
指摘している。 (バンコク週報の記事より)