タイ西部、メス象が地雷で負傷
タイ北部ターク県の山中、ミャンマーとの国境付近で、メスの象(22)が地雷を踏み負傷。
8月4日からランパン県内にある象の専門病院で治療を受けている。
獣医によると、この象は左の後ろ足の損傷がかなりひどく、地雷を踏んでから7日以上
経過している可能性が高いという。また、身体は健康なものの傷口の化膿が進んでおり、
しばらくは感染症や合併症への注意が必要だとしている。
ターク県メーソット郡に接するミャンマー国境付近では、現在でもミャンマー政府軍と
少数民族との間で衝突が続き、多数の地雷が埋められている。
象の専門病院を運営するNGO「アジア象の友基金(FAE)」では「この10年で地雷の犠牲となる
象が増加、特にミャンマー政府が軍備を強化してから状況が悪化している。
FAEでは、地雷禁止が全世界に適用されることを目指して、メディアや国際社会に地雷の危険性を
うったえているところ」としている。
同NGOでは、地雷の撤去・撲滅に取り組む国際団体へも支援を要請中だ。
なお、この病院では1999年以降、地雷で負傷した13頭の象を受け入れ治療している。
なかでも、11年前に地雷で左前足を吹き飛ばされたメスの象(49)には、全国から
多くの同情が寄せられた。
(バンコク週報の記事より)
********************************************************************************************
ここにも人間の争いの犠牲が・・・・