柴犬『大樹』。
かなりのおじいさん。痴呆が進んでる。
獣医さんとの会話
『同じ所、クルクル回るでしょ?』
「はい。だんだんその輪っかが小さくなってきて…。」
『狭い所に挟まってバックできないでしょ?』
「狭いとこどころか、今は90度の所で動けなくなってて…」
『食欲は?』
「物凄く食べます。ふやかしてペースト状にしたフードですけど。」
『便は?』
「普通のいい便です。」
『夜に鳴くでしょう?』
「凄い声で叫ぶんです。」
『甲高い大きな声でしょ?』
「耳をつんざく様な声で…」
『それね、自分の声が聞こえないからそんな声になるんですよ。』
「あぁ耳はもうまったく聞こえて無いです。目はまだ見えてるんですが。」
『全部ね、痴呆犬の特徴です。柴犬はしょうがないよ…痴呆犬10匹居たら9匹は柴犬やわぁ。』
「夜中に叫ぶの、ほんと困ってるんです…」
『薬もあるけど、、、』
「精神安定剤とか睡眠薬ですか?」
『でも、殆ど効かないよ。昼間、起しておくことやね。』
「先生!そんなんしたら、昼も夜も泣き叫んで大変!」
そんな事はとっくにやってみている。
『でもね、ボケてるこって幸せやと思います。』
「幸せ?」
『僕はたくさん痴呆のこ見てきたけど、みんな幸せそうよ。自分の世界でしょう?』
この先生の言った『幸せそう。』この言葉にとても救われる。
幸せならいいな。
で、も、数日前から昼間も、寝ている食べている時意外は叫んでて
きつい。
頑張れ私。「私が看取る。ちゃんと看取ってあげる。」って15歳で引き取ったんだ。
おしっこまみれやウンチまみれを綺麗にするのはへっちゃら。
まともに歩けないのをサポートしながらの散歩もなんの事はない。
あぁでも、どうか真夜中の雄叫びだけ何とかなりませんかね。
昼間は付き合いますのでよろしくお願い致します。です。

