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リトアニア (首都ビリニュス)

 

人口325万人

国土は九州・四国・山口・島根を合わせたくらいです。

物品税は21%

ビリニュスから数キロメートルのところが

地理的に、ヨーロッパの中心です。

 

 

十字架の丘

丘の上に十字架が沢山立っている風景を

テレビで見たことがありますか?

 

 

 

 

大きさも様々な十字架がぎっしりと立っています。

十字架以外にロザリオもかけられています。

十字架は、観光客用に入口の売店で売っていました。

ベアビー用に小さなものを買いましたが、日本円で200円でした。

この十字架は、木で出来ていて

下には太い針金が5cmくらいついていて、埋めやすくなっています。

 

 

 

 

この十字架の丘の始まりは

1795年ソ連に蜂起して戦い、亡くなった人の家族が

遺体が戻らないから埋葬できない代わりに

ここに十字架を建てたのが最初ですが

墓ではないし、遺体も埋まっていません。

そして、ソ連時代には

ここを焼いたりブルドーザーで破壊したりされました。

しかし夜にうちに誰かがまた十字架を立てていました。

 

現在は、アメリカやオーストラリアに移住した人たちが

ここに十字架を立てにきたりしています。

そしてここは宗教とは何の関係もありません。

「願い事がかないますように」とお願いに来る人もいるのだとか。

それなら私も願い事をしましょう。

『家内安全・子孫繁栄』 

 

 

 

杉原記念館

バルト3国のリトアニアと聞いたら

すぐに杉原千畝氏の名前が思い浮かびましたか?

リトアニアのカウナスと言う町に杉原記念館があります。

 

 

 

 

杉原千畝氏は「命のビザ」を発給したことで知られて

日本のシンドラーと呼ばれていますね。

旧日本領事官は現在杉原記念館になっています。

 

カウナスの学校の生徒は

社会見学で必ずここを訪れるそうです。

 

入場料を払ったら、ハガキサイズのカードをくれましたが

その裏側には、当時使っていたのと同じスタンプが押されていて

書かれている文章は

   ご募金していただき誠にありがとうございました。

   皆様からのご支援は    以下略 

ご募金していただきって、入場料が募金になるってこと?

それとも旅の仲間のビビアン(仮名)みたいに

募金箱に5,000円入れた人へのお礼も兼ねているの?

私は入場料しか払っていないから、ご募金については

深く考えないようにしましょう。

 

杉原記念館では

杉原領事が実際に使っていた執務室の机について写真が撮れます。

ゲストの写真はモザイクをかけています。

 

 

 

 

 

旅の仲間

この旅行は九州と山口県から19名が参加しています。

旅を続けていると、親しい人も出来ます。

親しくなった人の一人、ビビアン(仮名)について

彼女はピースボートで世界一周をしたそうです。

「旅行費用は300万円で、そのほかにも300万円かかったわ」

彼女は日本の豪華客船‟飛鳥”にも乗船したそうですが

こちらの旅行費用はもっと高いとか。

 

他にもすごい人がいてね。

ポーランドのワルシャワでしたっけ…?

ある男性は、夕方ホテルに着いたら夕食を食べずに出かけると言います。

「オペラを見に行くから」

この男性の話す内容は、知性と教養があふれていました。

 

九州で居酒屋を経営している男性は

1年に数回海外旅行をしています。

この男性は性格が明るくて、大好きでした。

そして赤毛のアンが好きで本を読んだと言います。 ますます好き!

私が、ビビアンを指してあの人のことビビアンと命名したのよ。

と言ったら

「それなら僕は、マシュウだな。一生独身と言うところも同じだし」

 

もう一人は、キャサリン(仮名) 

「私ね、免許更新したから88歳まで車に乗れるのよ」

ということは、現在85歳?

膝が痛いというけれど、元気溌剌です。

キャサリン、来年はドイツ旅行に行くんですって。

 

 

 

 

                             つづく