色々な手続きの都合上、離婚届を出したあとも数日同居したんですが、元夫の表情が急に柔らかくなって私に対して優しくなりました。
彼は見るからに「やっと別れられた、もう結婚生活も育児もしなくていい、これで俺は自由だーーー!!」という喜びに満ちていました(笑)。
そのことについて私のコメントは特にありません(爆)。
そんなことより、住み慣れた土地、通い慣れた支援センターやお店にさよならするのが辛かったです。
特に、支援センターは息子が生後3ヶ月の頃から通っていて、母乳が出なくて毎日泣きそうだったときも、息子の発達がゆっくりめでネガティブになっていたときも、保育士さんたちのポジティブさ、ユーモア、懐の深さに何度も救われました。
友達の少ない私にとって、ほかのママさんたちと話せる貴重な場でもありました。
何も言わずに姿を消すのは嫌だったので、引っ越す直前に行って、顔なじみのスタッフさんや保育士さんに来れるのは今日が最後なんですと話したら、引っ越しの理由を言う流れになったので、実は離婚したんですと伝えました。
なんか、やっぱり離婚して地元に戻るって、自分の中で
結婚や人生において失敗した感、挫折した感、都落ち感がありまして。
伝えるのを迷ったんですが、
みなさんスッと受け止めてくれて、離婚したことについては一切コメントせず、
ママがこれから始める仕事ってどんなの
息子くん、活発だから保育園に入ったら喜んで遊ぶと思うよ
働き始めたら大変だと思うけど体に気をつけてね
と、前しか見てないポジティブなことばっかり言ってくれて、嬉しくて泣きそうになりました。
っていうかちょっと泣きました。
実は、離婚と伝えたときに、
「えー、そうなの?それは大変だったね」とか困り顔で言われたらどうしようと思ってたんです。
そんなふうに言われたら、こっちも困り顔になって大変だったことを振り返ってションボリしちゃいそうだなって。
そんなの余計な心配でした。
みなさん、私が何も言わなくても、私の気持ちや、人生の機微をよくわかっていらっしゃる。
息子も最後となる支援センターでの遊びをたっぷり楽しんで、ご飯の時間になったので帰ろうとしたら、数人の保育士さんがわざわざ仕事の手を止めて見送りに来てくれました。
が、息子が、急に玄関から飛び出して
しゅたたたたたーーー
と外に駆け出して行ったので追いかけざるをえず、追いかけながら後ろを振り向いて
「ありがとーございましたー(笑)、さよーならー(笑)」と挨拶するというドタバタ具合でした。
(保育士さんたちも息子のわんぱくっぷりに微笑んでました)
まあ、2歳児におわかれの挨拶につきあってと言ってもわからないだろうし、お互い笑顔で明るくおわかれできたのは息子のおかげかも。
遊び、楽しかった
次、ごはん
走りたいから走る
って感じの息子を追いかけてたら、
この子も前しか見てないよなあ、
私も後ろ向いてる場合じゃないよなって思いました。
ということで、結婚生活これにて完全終了!
次の記事からは引っ越したあとのことを書きます。