若い頃、結婚や子供を持つことは自分には無縁だと思っていました。

「人と一緒に暮らすなんて想像できない」と言って深く考えようとしていなかったけど、たぶん家族をもつことへの憧れは心の奥底にありました。

 

 

 

だから、友達から結婚の報告があると、「おめでとう!!!」と心から言ったし嬉しかったけど、なんだか置いて行かれた気もしたし、羨ましかった。

そして妊娠の報告があると、同じくおめでとう!!!と言ったけど、「これから育児で忙しくなるだろうし、ますます家族中心の生活になって私と会う時間はなくなるだろうし、完全に別世界の人になっちゃったな」と感じてさみしかった。そして、すごく羨ましかった。

自分は結婚や妊娠のために努力や苦労をしてたわけでもないのに、羨ましさをこじらせて、報告してくれた友達とつき合いにくいと勝手に感じて疎遠になってしまうパターンが多かったです。

気持ち的に無理をしてまでつき合うことはないし仕方なかったと思いますが、学生時代に仲の良かった友達との縁が途切れてしまったことはもったいなかったなと思います。

 

 

 

一方、わたしの親友Eは、独身時代からずっと、周りの結婚や妊娠を全力で祝い、自分のことのように嬉しそうにしています。

E自身が結婚したあとも、家庭を大事にしつつ友達とのつき合いも時間をさいてくれるので、とてもつき合いやすいです。

Eからは数年に一度くらい、「子供がほしいと思っている」という話を聞いていましたが、結婚後10年近く、子供はできませんでした。

 

 

 

そして、わたしが30代後半で妊娠したとき。

Eに電話で報告したら、めっちゃ嬉しそうに「おめでとう!!!同年代のくまが妊娠したことは、わたしにとって希望やわ!!!」と言ってくれたんです。

当時、高齢出産になるので無事に産めるか不安で、「もう少し若いときに妊娠してたらこんな不安もなかったのに……」という気持ちも少しあったんですが、高齢で妊娠したことがEの「希望」になると聞いて嬉しかったです。

Eは昔から、こういうポジティブ発言で周りを幸せにするんです。

 

 

 

そのあとも、妊娠中のわたしの体調を気遣うLINEを定期的にくれたり、息子が産まれたあともLINEで「写真を送ってほしい!できたら動画も送ってほしい!」「送ってくれた動画が可愛くて繰り返し見た!」と言ってくれたり、息子と全然関係ないミーハーなトークもしてくれます。やっぱり、とってもつき合いやすい。
 

 

 

Eは自己肯定感がほど良く高く、社交的で、自分を持っているので他人を過度に羨ましがりません。

すごく大きな苦難に遭っても、悩んだり落ち込んだりはするけど、最後にはポジティブに考えて前向きに生きています。

だから、一緒にいて楽しいんです。

 

 

 

先日、そんなEが可愛い可愛い赤ちゃんを産みました。

今は、お互いの育児の悩みを話すことが多くて、一緒に頑張っているママ友というか戦友という感じがします。

あんなに苦難に強いEが、育児が思った以上に大変でこれまでの人生でなかったほど落ち込んでいるとのこと。

自己肯定感もびっくりするほど下がっていて、育児、おそるべし!と改めて感じました。

Eが前向きな気持ちを取り戻せるよう、微力ですができることはしたいなと思ってます。

お互いの子供がもう少し大きくなったら、子連れで一緒に色んなところに行けたらいいな。