改めて日本道路網の起点である
日本橋をジロジロ😅見てみました
高速道路に大きく日本橋。。
味気ない感じ。。
橋の袂にある親柱の橋銘は
高速道路のそれより
少し趣きのある標識です
おっと失礼しました
少し趣きあるだなんて畏れ多い
この「にほんばし」は
慶喜公の筆になるものです
どおりで趣きがあります😁
そして親柱の上に鎮座する獅子は
奈良県の八幡宮の狛犬や
ヨーロッパのライオン像などを
参考に造形されたものですが
やっぱり狛犬っぽいかも〜
手に抱えているのは当時の東京市の紋章
現在の東京都の紋章でもあります
東京の守護してます!感がありますね😁
そして日本橋と言えばこれ
麒麟です
見事な造形美ですね
麒麟の翼は東京都公文書館の記述によれば
翼と背びれを検討した結果
翼が生えたかのような
「背びれ」を表現したのだそうです
日本橋は道路の起点でもあり
ここから飛び立つと言う意味が
込められているそうです
このsymmetric な感じも
まさに均整がとれていて美しいです
そして日本橋が日本橋たる所以である
五街道の起点であり
日本の道路の起点である
日本国道路元標が橋のど真ん中に
静かに鎮座しています
なかなかお目にかかれない位置にあります
※これ本物です
(レプリカが橋の近くの観光案内所の前にあります)
一瞬のご対面でしたが
ちょっと感慨深かったですね
この数多の旅路の起点を前に
いにしえの先達に思いを馳せます
松尾芭蕉も
十返舎一九も
歌川広重も
参勤交代の大名たちも
ここを起点とした道を通って
文物を運び
異文化に触れ
風光明媚、山紫水明に感嘆し
文化を育んできたことが
とても尊く感じられます
実は20代目にもなる今の石造りの橋
1911年に完成していますので111歳です
古いものと新しいものが
交差する街にふさわしい唯一無二の橋
それが日本橋です