通訳ガイドを目指すなら

避けて通れないのが

外国人旅行者のお困りごとに

即時対応するシチュエーション質疑


その場で気の利いた提案が求められるので

頭でっかちな知識だけでは対応するのが

難しいですね


気遣いや土地勘はもちろん

ユーモアや機転などが必要です


このシチュエーション質疑には

正解はないと思われますが

作問者である観光庁の想いが透けて見えますね


「知っておいて欲しいインバウンドトピック」

「よくある外国人旅行者の不満」

などに関連したシチュエーションが考えられてます


今年の通訳課題と

それに関連したシチュエーションの

組み合わせのいくつかを紹介します


寺泊・城泊-足が悪くて城の階段無理

すき焼き-生卵が初めてで不安

厳島神社-鹿の餌やりが禁止でがっかり

蕎麦-4人グループのうち1人がそばアレルギー

スカイツリー-団体の1人が高所恐怖症

アニメ・漫画-孫への土産を買う時間がない

上野公園-歩き疲れた

祇園祭-有料席を予約したが台風で中止

温泉-裸になるのに抵抗がある

温泉-タトゥーがあるが温泉には入りたい

居酒屋-頼んでもいないお通しは納得行かない


どれも外国人旅行者あるあるですね〜😅

観光白書にもいくつかの話題は掲載されてます


でもよく考えると日本人相手でも

同じなんですよね


ゲストの疲れや体調不良に気づくこと

気が進まないものを察知すること

ネガティブな感情に共感すること


これって相手が外国人旅行者だろうと

日本人の友達だろうと

対人関係では大切なスキルだし

パーソナリティを如実に反映する部分です


エンターテイナー的なガイドも

世の中にはたくさんいますが

私は居酒屋ガイドが原点なので

旅行先に友達がいるような関係を

大切するガイドになりたいですね