20年近く前に
仕事で輸入食器を扱う機会がありました

イギリス🇬🇧のSpode
というブランドの食器を販売するために
現地から絵付け職人を招聘しました

正確には絵付けではなく
エッチング職人

この食器の絵柄

直接、皿に描いている訳ではありません

大量生産を可能にするために
まず、銅版画を作成して

それを絵付け釉薬で印刷して
その版画紙を無地の素焼きに貼りつけて焼成

そうして出来上がるのが

主にイギリスで発展した

銅板転写食器です


この銅板を作る職人を招聘して

実演をやってもらった訳です


私は実演販売の担当ではなかったものの

興味もあったので近くで見ていたら

お客様から職人に質問が!


(わ、私、通訳じゃないんですけど。。)


職人とお客様の視線が私に‼︎

沈黙が数秒。。


(やるしかないか!)


はじめてのリアル

日本語⇆英語の逐次通訳!


それほど難しい表現はなかったので

なんとかなりました(なってたかな?)が

タイミングや即時記憶(メモの用用意はない!)

が結構大変で冷汗かきました😅


ある程度

食器の製造工程やイギリス食器文化の

バックグラウンドに関する知識があったことも

通訳するには役立ちましたね〜


この時の

「お客様と職人の架け橋感」

今の通訳案内士への

モチベーションにつながっている気がします


12月の口述試験に向けて

勉強&練習を続けていますが

あの時の「架け橋感」


忘れずにいたいものです