11月5日に全国通訳案内士の
一次筆記試験の合格発表があった訳ですが
発表前は
2勝3敗くらいで不合格
を予想してました。

英語と地理は◯
一般常識と通訳案内の実務は△
歴史は×

こんな感じの手応えでしたね〜
(結果は歴史のみ不合格)

歴史は学習段階での詰めの甘さを痛感しました。

同時に歴史の知識をさらに深く身につけたい
と言う衝動にも駆られました。

そこで8月16日に全国通訳案内士の一次が終わり、
結果が判明する前の9月10日には歴史検定を
申し込みました。

もちろん通訳案内士の歴史科目を落とした時のために来年の免除を狙ったのは間違いありませんが、歴史的なストーリーを語れる通訳案内士になりたいという思いもあり、歴史検定を受験することにしたんです。

これまでのガイド経験でも
迎賓館、浅草、明治神宮、新宿御苑
などをご案内する頻度は高く、ガイドをつけて東京観光をする欧米豪旅行者は日本歴史に関心が高いことも多いため、
明治維新や文明開化、天皇制、
仏教と神道の関係性、幕藩体制や大名
などについてある程度は語れないと旅行者としての知的好奇心を満たしてあげることができません。

スペイン🇪🇸からのゲストを迎賓館にお連れした際にはこのように聞かれたことがありました。

「日本には素晴らしい独自の文化があるのに、どうしてフランスの建物を真似る必要があるの?」

この質問に答えるためには単純に
天皇の住居として作られて、今は国賓を迎える迎賓館として使われている
という知識だけでは対応できないのです。

明治末期に日本がネオ・バロック様式の宮殿建築物を造るに至った歴史的なストーリーを知らないと、旅行者の知的好奇心を満たすことはできません。

歴史の知識と訪日外国人旅行者の関心事を、常に結びつけられるような通訳案内士になりたいですね!

歴史検定の結果が楽しみです。
あんまり自信ないですが😅

次回は歴史検定に向けた具体的な
勉強方法について語ります。