全国通訳案内士の1次筆記試験は

外国語(私の場合は英語)
日本地理
日本歴史
通訳案内の実務
一般常識


の5科目があります。

前回、英語の筆記試験とTOEICスコアの
関連性について語りましたが
レベル感や勉強方法など
語りますね

まず、参考書ですがこれ1冊

各科目ごとにわかりやすくまとめてあり
通訳案内士試験ならではの一問一答が見開き
ごとについていて、
基礎知識を通訳案内士試験向けの知識に
トランスフォームさせるのに役立ちます。

試験に向けて過不足のない情報量です。
このテキストだけを完璧にすれば
8割以上は取れるでしょう。

そして
国土交通省(観光庁)から発表される最新の観光白書
流動的であること
政府の意向や政策が反映されること
などを踏まえてキャッチアップすることが
重要です。

毎年6月下旬ごろの閣議決定を経て
国土交通省(観光庁)のHPに公開されますので
必ず最新版を入手しましょう。
かなりの情報量がありますので、
ただの読み物は流し読みし、
資料の項目(訪日外国人の関心事ランキングや
訪日外国人のうち一人当たりの消費金額の
高い国など)で重要なものは抑えておきたいですね。

さらに
ハロー通訳アカデミーさんの公開資料から
必要に応じてプリントアウトしたもの
をメインにしていました。
よくまとまっていて、役に立ちますよ。

ベース学力に関わらず
いま(12月)から勉強を始めれば
8月の1次筆記試験には十分間に合うでしょう。

実は、私が通訳案内士試験を受験する前年に
ウチの子が中学受験をしたので
中学受験レベルの
地理、歴史、公民、現代社会
そして
国内の世界遺産、国立公園などは
子供と一緒に単語帳や白地図ノート、年表を
手作りして、質問の出し合いなどをしていたので
通訳案内の実務以外の科目は
思った以上にすんなり取り組めました。

過去問を見た時
中学受験の知識に観光的視点が加われば
結構イケる!
と、正直思いました。

中学受験の知識って基礎と流れを
しっかり押さえてくれるんで
頭に入りやすいんですよね
テキスト(中学受験塾のもの)も
小学生向けに書かれているので
とにかく分かり易い!

何を隠そう
大学受験は世界史選択
だったので、元々日本史の知識は
薄っぺらかったんですが、
子供の受験勉強に付き合っているうちに
そこそこの知識が身につき
何より
日本史の勉強が楽しく感じられるようになった
のは大きかったですね😁

世界遺産や都道府県の気候や産業、
三権分立の仕組みから、歴代内閣総理大臣などは
全部、中学受験の「社会」の範囲なので
これらを一通りさらっていた状態で
通訳案内士の勉強が始められたのは
ある意味ラッキーでした。

通訳案内の実務は
全く初めての分野だったので
ひたすら最初に紹介した参考書を
繰り返し読み込んで
ラインマーカーを引き
赤丸をつけ
メモを書き込み
練習問題を解く

これを3〜4周くらいやったかな?

通訳案内の実務に関しては
その他の科目に比べると
知識量は圧倒的に少なくて済むので
落としたくない科目です。

その他の科目は
基礎知識に加えて
観光切り口の知識が複合的に求められる問題が
多いため、出題傾向に慣れる必要もあります。

こんな感じで勉強を進めた結果
日本歴史だけ不合格😭で
その他は合格出来ました!

通訳案内士試験の歴史は
細かい寺社仏閣の名前や建築様式から
三大書家や茶の湯に関連した問題など
いわゆる「文化史」が多く出題されるので
その辺りのツメが甘かったかなぁ。。
と反省😔

ということで
英語を含む4科目は
来年は受験免除!
となります。

じゃ、歴史は?また、受けるの?

通訳案内士の日本歴史は
歴史能力検定の1級または2級を
取得すると免除になるし、
歴史の勉強も楽しくなってきたんで、
早速、歴検2級の受験を申し込みました。

8月通訳案内士
10月TOEIC
12月歴史検定

試験だらけ😁
だけど、試験って結果が明確にでるから
それはそれで楽しいかも!

そんなこんなで受けることにした
歴史検定2級

次回以降に、歴史検定に向けた
具体的な勉強について語ります。